2008年 8月 25日 (月) 

       

■  盛南地区に医療モール 橋市倉庫が来年3月開設目指す

     
  盛岡クリニックモールの開設予定地  
 
盛岡クリニックモールの開設予定地
 
  盛岡市盛岡駅前北通の不動産賃貸業、橋市倉庫(谷藤文明社長)は09年3月、同市向中野の盛岡南新都市土地区画整理地内に盛岡クリニックモールの開設を予定している。市内でのクリニックモールとしては東安庭のジョイス東安庭クリニックモールに続き2件目だが、独立した敷地のモール型では初めてになる。

 橋市倉庫によると、開設予定の敷地内に賃貸契約の民間医院、薬局を配置し、盛南地区の医療集積ゾーンの形成を図り地域貢献する。同モールはイオン盛岡南SC(ショッピングセンター)南側からほぼ400メートル圏内に位置する。

  敷地面積は8250平方メートル。歯科医院と薬局が入るセンタービルを中核に、6クリニックが入る設計。1クリニックの敷地は約330平方メートル。170台収容可能の駐車スペースが確保される。既に内科、脳神経外科、耳鼻科と歯科、薬局の入居は決まった。

  同社の藤沢隆専務は「2年前にクリニックモール構想を計画した。これからの時代に合った形態。1カ所で複数科目の診療が受けることができ利便性が高い。盛南地区は人口増が見込まれ、今後、医療ニーズも高まる。イオン盛岡南SCがすぐ近くにあり買い物の前後に当モールに立ち寄れる」と同モールの特徴を挙げる。

  市立病院も近場。「当モールは1次医療が中心となり高度医療や入院等は市立病院に依頼することに。役割分担を行うことでそれぞれの専門機能がさらに生かせるようになる」という。

  今回、開業する医師は40歳前後で新規開業医。藤沢専務は「通常、新規に開業する場合に土地や建物などの手当が必要になり初期投資に多額の費用が発生する。さらに開業後の集客にエネルギーがかかる。当モールの利点はその2つを解消できること。さらに各クリニックが独立を保ちながら連携し合うこと。内科に来た患者が耳が悪いことが原因だった場合は耳鼻科の医院にすぐ紹介できる。もちろん集客などの宣伝も」と利点を説明する。

  着工は10月を予定。藤沢専務は「3月からモールを開設する計画で準備を進めている。残る3クリニックの募集も開始する。これからの時代に適したモールを開発し地域貢献したい。今後も市内でモールの開発を検討したい」と話す。

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