2008年 9月 22日 (月) 

       

■  「土産土法」で新店舗 盛岡市菜園に期間限定チャレンジ

     
  10月1日オープンするチャレンジショップ「キッズカフェ・モーグ」が入る第2橘産業ビル1階  
 
10月1日オープンするチャレンジショップ「キッズカフェ・モーグ」が入る第2橘産業ビル1階
 
  育児世代の親子を中心とした期間限定のチャレンジショップ「キッズカフェ・モーグ」が10月1日、盛岡市菜園の第2橘産業ビル1階にオープンする。09年2月までの予定。運営主体は同地区内の街づくりベンチャー企業MORIOKA3rings合同会社。盛岡市中心市街地活性化基本計画に盛り込まれた民間主体事業「盛岡土産土法プロジェクト」(遊休不動産を活用した家守事業)で同計画の実施第1号となる。

 同プロジェクトは郷土の財産を生かした新しい価値の創造がテーマ。遊休不動産を活用しながら周辺農村部との連携などで中心市街地の活性化や地域内経済循環の実現を目指す。内閣府の「地方の元気再生事業」に応募し採択された。委託事業費は約2400万円。

  店舗は約150平方メートル。出店者は市内の木工会社、花店、起業を目指す近隣の農家ら。イベントなども行い菜園地区の新たなスペース作りを行う。

  店内のテーブル、いすは木工会社が子供向けとして作製し、ショールームとしての機能を持たせ、販売をしたり注文も受ける。

  カフェでは紫波の農家が食を提供。野菜のほか手作りベーグルパンなどを販売する。

  無料キッズスペースでは絵本の読み聞かせや、海外留学生のふれあいの場を提供。盛岡医療福祉専門学校の学生がカリキュラムの一環として活用する。期間中、親子参加型の料理教室や食育教室、クリスマスケーキづくり教室などのイベントも行う。

  名称の「モーグ」は子供がするモグモグから付けた。営業時間は午前11時から午後7時。月曜日が定休日。

  合同会社の協同出資者で業務執行社員の一人、岡崎正信さん(35)は「中心市街地の衰退と農家や地場産品に携わる人の所得や雇用の問題についてこのプロジェクトを通じて解決の糸口を探りたい。菜園を中心としたエリアには子育て中の若い主婦や転勤族などが多い。この層に来て楽しんでもらえるようなスペースにしたい。魅力があれば人が動く」と話す。

  チャレンジショップへの出店者のビジネス支援も行い、会期終了後、起業したい場合は店舗紹介なども行う。「再生にはハードも大事ではあるがソフトが重要であり、つまるところ人の問題になる。元気な出店者と元気な客とがモーグで出会う。出店はときに厳しい評価を受けるだろうが、それによりさらによい商品となる。ここは新たな何かを生むふ化器の役目もある。著名な人の講演なども企画している。ぜひ気軽に来店を」と話していた。

  問い合わせはMORIOKA3rings(電話623−0712)へ。

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