2009年 1月 9日 (金) 

       

■  「最後の殿様という感じ」と桜山神社の坂本宮司

 盛岡市の桜山神社、坂本広行宮司は「厳しい中にも優しさがありダンディーだった。昭和10年生まれで10年間は旧華族、大名家の生活を送られ、しつけや立ち居振る舞い、作法を身に付けておられたので殿様の雰囲気があった。おしゃれでハンガリーハットをかぶり、スーツが派手だったが大変よく似合っておられた。宴会に遅れてきても自然に上座に座っていたし、最後の殿様という感じがした。最後に会ったのは10月の南部杯のとき競馬で。年末には体に気を付けるようにという電話があって、そのときは少しお疲れ気味かなと思った」と悼んだ。

  旧盛岡藩士桑田の下山寛理事長は「上から物を押しつけるのではなく、相手の話をよく聞き適切に考えを話す方だった。思いやりを持って相手の話をよく聞かれた。盛岡に来てそば打ちをしたこともある。家族ぐるみでやっていたら、奥さんがたの人気を皆集めていた。うちにあった古いすずりに古代の文字が書いてあって、誰にも読めなかった。南部さんに見せたら、鶴と亀と龍の字が書いてあるという。さすがに南部さんは違うと思った」としのんだ。

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