2009年 1月 23日 (金)

       

■  伝説の「怪物」、余生は地元で トウケイニセイが馬っこパークに

     
  馬っこパーク・いわてで余生を送るトウケイニセイと見守る渡辺史朗園長  
  馬っこパーク・いわてで余生を送るトウケイニセイと見守る渡辺史朗園長  
  岩手競馬で活躍し「怪物」の異名を取ったトウケイニセイ(牡、22歳)が12日から滝沢村滝沢の馬っこパーク・いわて(渡辺史朗園長)に収容されている。北海道での種牡馬(しゅほば)としての役目を終え、余生を地元で送ることになった。3月中旬、お披露目の式典を行う。

  トウケイニセイは岩手競馬を中心に活躍。89年のデビュー以来43戦39勝、2着3回3着1回という大記録を持ち、同競馬場史上最強馬として名をはせた。

  引退後は北海道で種牡馬になっていたが、その役目も終え襟裳(えりも)岬の農場で余生を送っていた。オーナーや関係者らは「同じ余生を送るなら、いずれは故郷に」と考えていた。

  12日に水沢競馬場で行われた第9回トウケイニセイ記念で凱旋セレモニーが催された。ファンに最後の勇姿を見せ、そのまま同パークに移った。

  全盛期に比べ、だいぶやせたものの健康状態は良好。食事後、馬場をゆったりとした歩調で往来し、白い鼻息を吐き出して元気な姿を見せていた。

  厩舎に過去の戦績やトロフィーなども合わせて展示する予定。渡辺園長によると、既にうわさを聞きつけたファンが訪れているという。渡辺園長は「競走馬時代は遠くでしか見ることができなかった伝説の馬も、ここに来れば間近で見学ができる。3月中旬に正式にお披露目したい」と話している。

  同パークはNPO法人乗馬とアニマルセラピーを考える会が運営。毎週水曜日に障害者らを対象とした乗馬教室を行っているほか一般向けの乗馬体験なども行っている。休園日は毎週月曜日。問い合わせは同パーク、電話688−5290。

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