2009年 2月 4日 (水)

       

■ 空き箱空きパックを再資源化へ 盛岡市と紫波組合が広域連携で中間処理

     
   容器包装廃棄物の資源化に向け協力を誓い合う盛岡・紫波地区環境施設組合の川村光朗管理者、藤原孝紫波町長、谷藤裕明盛岡市長  
 
 容器包装廃棄物の資源化に向け協力を誓い合う盛岡・紫波地区環境施設組合の川村光朗管理者、藤原孝紫波町長、谷藤裕明盛岡市長
 
   盛岡市は3日、盛岡・紫波地区環境施設組合(管理者・川村光朗矢巾町長)に、家庭などから出る容器包装廃棄物を資源化する中間処理を委託するため、同組合と費用負担に関する協定を締結した。同組合は09年度に清掃センターの旧焼却施設を解体し、中間処理施設を新設する。同市は施設整備にかかる経費のうち国の助成分を除いた額の4分の3を負担。稼働後は処理実績量に応じて経費を負担する。2010年度から盛岡市、紫波町、矢巾町による共同処理を本格実施する予定で、広域連携による、ごみの資源化が動き出す。

  矢巾町西徳田の同組合清掃センター会議室で開かれた協定式には、谷藤裕明盛岡市長、同組合の川村管理者、藤原孝紫波町長が出席。藤原町長の立ち会いの下、協定書に調印し、握手で協力を確認した。

  同市が組合に委託するのは、旧市域から排出されるプラスチック製・紙製の容器包装廃棄物を資源化するための中間処理。これまで容器包装廃棄物は埋め立てるか、焼却するかしていた。

  組合は09年度、清掃センター内の旧焼却施設(約840平方メートル)を解体し、破袋機、選別用コンベア、圧縮こん包機などを整備する計画。旧市域から排出される容器包装廃棄物のほか、組合が、もともとごみ処理を担当している紫波町、矢巾町、盛岡市都南地域から出る容器包装も分別収集し、新施設で中間処理する。収集される容器包装のうち75%は盛岡市から排出される見通しという。

  新施設の処理能力は1日当たり30トン。圧縮、こん包された容器包装廃棄物は、日本容器リサイクル協会に委託し、プラスチック製容器や固形燃料などに再商品化する。

  容器包装廃棄物の資源化に向け、盛岡市は09年度、松園、仙北、乙部の一部町内会の3千世帯、約1万人を対象にモデル収集を開始。紫波、矢巾両町は04年度からモデル地区を設け、約3800世帯、約1万人を対象に分別収集を試行している。

  谷藤市長は「市と組合が容器包装廃棄物の中間処理を一体となって進める道筋ができたことは、広域でごみの資源化を進める大きな一歩となる」とあいさつ。川村管理者も「連携を図り、ごみ減量、再資源化に向け取り組みを充実させていきたい」と述べた。

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