2009年 2月 6日 (金)

       

■ 大通に「クロステラス」起工 中心市街地再生へ期待担う

     
  5日起工式が行われた盛岡市大通3丁目のクロステラス盛岡の敷地  
 
5日起工式が行われた盛岡市大通3丁目のクロステラス盛岡の敷地
 
  盛岡市大通3丁目に建設する商業施設・クロステラス盛岡(運営主体・三田農林)の起工式が5日、同敷地内で行われた。三田義三同社社長、三田林太郎同社取締役、永野勝美盛岡商工会議所会頭、吉田莞爾盛岡大通商店街協同組合理事長ら60人が列席し、中心市街地の吸引力復活へ寄せる期待の大きさをうかがわせた。式では三田社長がくわ入れを行い、工事の無事を祈願した。

  同施設は市中心市街地活性化基本計画事業の第2弾。大通商店街の新たな核施設として期待される。地上5階建て(5階は屋上)で総床面積が約1万平方メートル。1、2階が商業施設フロア(床面積約5千平方メートル)で、3、4、5階が駐車場となる。入り口は大通商店街側と歩道橋側、南側の3カ所。

  商業施設フロアには31テナントが入居。男性、女性の衣料専門店や雑貨店などの物販、飲食、サービス関連などが入る。県内初のテナントが多数入居。駐車場はスロープ式で257台収容。

     
  くわ入れする三田義三三田農林社長  
 
くわ入れする三田義三三田農林社長
 
  同社では鹿島建設盛岡営業所の協力を得て同駐車場の有効利用により中心市街地の活性化に寄与する開発計画を検討してきた。三田取締役は「無事起工式も終わり9月の完成に向けて着工となる。郊外に流れた客がまた中心部に戻るような施設でありたい。場所は目立つ位置にあり、盛岡駅と大通をつなぐ役目。市民のほか観光客にも大いに利用してもらいたい。ここに来てさまざまな出会いがあるような楽しい場所にしたい。たえず情報発信も」という。

  MOSSビルとはわずか200メートル圏内。三田取締役は「それぞれすみ分けが可能であり、互いの施設が助け合える。大いに相乗効果が期待されよう。人の流れも活発になり回遊性も高まる。当施設だけでも新規雇用が200人以上は発生する。大通商店街とも協力しながら、当エリア全体で盛り上げたい」と力を込めていた。

  永野会頭は「活性化基本計画の民間主体の事業がいよいよ動き出した。三田農林の決断が市の発展につながる。期待も大きい。盛岡駅から大通商店街をつなぐ役目に加え、肴町までも広がる力を期待したい。この勢いを加速させ、中心市街地が活性化となるよう当会議所も力を入れる」と力を込めた。

  吉田理事長は「大通の入り口であり出口にオープンする。当組合でも期待大である。当組合ではカワトク、MOSSと連携し広域なもりおかスクエアで売り出しも行っている。ぜひ一緒にスクラムを組み力を出し合いたい」と話していた。

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