2009年 2月 6日 (金)

       

■ 「凍結時は自転車控えて」 盛岡市が呼び掛け

 盛岡市は今冬から、積雪や凍結時の自転車利用を控えるよう市民に呼びかけている。路面状況が悪く、滑りやすく転倒による負傷や自動車との接触事故などの危険があることが理由。代替策としてバスの積極的利用や少し早めの通勤などを広報紙や公式ホームページで呼びかけている。市民や高校生の冬季の自転車利用は盛岡の「文化」でもあり徹底できるか。

  市は市自転車の安全利用及び利用促進並びに自転車等の放置防止に関する条例を制定。同条例は昨年4月から施行され、利用促進と同時に放置や事故防止などの市、利用者である市民、鉄道事業者、施設設置者、事業主、自転車小売業者(量販店)、学校設置者それぞれの責務を明記した。

  この中で冬期間および雨天時において必要に応じて公共交通機関を利用するよう定めている。

  谷藤裕明市長は3日の定例会見で、実効性を上げるため「職員に対してバスの積極的利用とちょっと早めの通勤を率先するよう呼びかけている。改めて冬期間の自転車利用のアンケート調査を実施し、実態の把握と安全な利用を徹底したい」と市民の模範として取り組むよう啓発している。

  自転車利用の多い高校生に対するバスの積極的利用について「運賃の補助などは費用的な課題、バスの不便な地区の公平性などから難しい状況」と説明。

  各校とも通学時における自転車の安全な利用を大きな課題として取り組んでいることから、自転車安全利用の啓発ポスターのアンケート調査で対象の生徒に冬期間の適切な自転車利用を呼びかけた。

  学校や警察と連携して安全利用の啓発に取り組み、バスへの乗り換えが進むよう利用しやすいバス運行を関係機関と協議していく。冬期間のバス停の位置の見直しなども視野に入れている。

  阿部勉建設部長は「高校生だけでなく一般市民に、道路事情に合った自転車利用を判断してもらう。雪が降れば早く起きて早めの行動も必要だし、意識の向上も図っていきたい」と話している。

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