2009年 2月 6日 (金)

       

■ 西松グループがJR矢幅駅前地区整備を辞退 町はプロポ再募集へ

 矢巾町が計画する矢幅駅前地区整備等業務の最優秀提案者になっていた西松グループ(代表企業・西松建設、構成企業6社)が、1月29日に同業務の辞退届を提出していたことが分かった。4日に秘密裏に町議会議員全員協議会を開き町が報告した。町は6日に取材に応じ、西松グループの辞退と、同じ公募型プロポーザル方式で再募集を新年度に行うことを明らかにした。代表企業の西松建設の裏金問題で同社の幹部が逮捕されたのを受け、3月議会での本協定承認が難しいと判断した模様。

 矢幅駅前地区整備は駅東口の11・6ヘクタールの土地区画整理について、民間資金を導入して11年度から5年間で整備する予定。町は完成後に109億円(見積価格の上限)の総事業費を20年間の分割で払う計画。

  公募型プロポーザルで募集したところ、最終的に応募したのは西松グループのみだった。昨年12月25日に最優秀提案者に特定し、1月5日に基本協定を締結したが、その後に西松建設の元副社長、元社長が相次いで逮捕された。町は辞退を勧告した場合の損害請求などのリスク発生を避け、状況を静観していたところ自ら辞退を申し出たという。

  西松グループの辞退を受け、町は再募集する。今月中に区画整理事業審議会と、地権者への説明をし、新年度は従来計画通り換地の割り込み作業(計画地内の現区画に代わる換地を定める作業)や用地の先行取得を行う方針。

  再募集の期間は5月ころから9月ころまでと見込んでおり、09年度中に選定して契約を行いたいと考えている。深刻な不況の中で応募企業があるかどうか全く未知数な状況になっている。

  4日の全協では大半の議員は再募集を了解したが、後手後手となった町の対応、西松グループを選んだ責任、特別委員会の設置を求める議員もいたという。


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