2009年 2月 8日 (日)

       

■ 市立病院跡地にユニバース 鉈屋町店の出店届け出

     
   盛岡地区8店舗目となるユニバース鉈屋町店の出店予定地(北上川堤防道路側から撮影)。手前が旧市立病院跡地、奥に見える建物が旧岩手川鉈屋町工場跡地と建物群  
 
 盛岡地区8店舗目となるユニバース鉈屋町店の出店予定地(北上川堤防道路側から撮影)。手前が旧市立病院跡地、奥に見える建物が旧岩手川鉈屋町工場跡地と建物群
 
  八戸市に本部があるスーパーのユニバース(三浦紘一社長)は、盛岡市鉈屋町地内に「ユニバース鉈屋町店」を出店するため、岩手県に対して大規模小売店舗立地法の届け出を出した。盛岡地区では8店目の店舗となる。ユニバース本部の説明によると所在地は盛岡市鉈屋町268の1、敷地面積は約1万6332平方メートル、店舗は自社店舗約2100平方メートル、専門店はAB棟合わせて約1100平方メートルで、合計の店舗面積約3200平方メートル。開店日は9月20日ころを予定している。今後、地元に対して大規模小売店舗立地法に基づく説明会を開く。

 岩手川跡地の景観に配慮し、店舗デザインをコンペにかけて鉈屋町の環境に調和した建物を目指すという。ユニバース本部では「歴史的建造物があり、店舗の外観、色彩、デザインを含めてコンペで決め、周りの環境とマッチした形で理解を得たい」と話している。

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  同社が取得した岩手川鉈屋町工場跡地と同跡地に隣接する旧市立病院跡地の一部との等価交換、出店場所や建物の保存活用については、同社と同市との間でおおむね合意がなされている。このため市当局は年度内にも同社と協定を結び、新年度予算成立を経て正式な等価交換の手続きを行う考え。

  これに先立ち、市当局は市立病院と土地開発基金が所有する旧市立病院跡地を取得する。市立病院の08年度事業会計予算では跡地売却事業に2億4千万円が計上されており、市議会3月定例会で取得に関する関連議案が提出、審議される見通し。

  出店エリア内では、同社が取得した旧岩手川の酒蔵や明治期の事務所兼店舗などの建物群を保存活用したまちづくりも同時に行われる。市は国の交付金事業の活用を検討しており、新年度予算案に盛り込む考え。これを踏まえて4月以降に両者による等価交換が成立するとみられる。

  同時に市消防団第2分団屯所の移転新築もエリア内で計画されており、予算成立を経て来年度に設計、着工まで行われる見込み。

  市当局が昨年5月に地元住民を対象にした説明によると、エリア内は町屋群が並ぶ旧岩手川建物群の保存活用・屯所ゾーン、その西側の等価交換予定地、私有地をユニバースの店舗、専門店出店ゾーンにする。私有地は同社が所有者と交渉し、賃借する。

  さらに両ゾーンの南側にある開発基金所有地と工場跡地それぞれの残りが駐車場ゾーンに充てられる。第2分団屯所は保存活用ゾーン内に整備が予定される。地元の交通環境に配慮して堤防道路との取り付け道路新設、市道の拡幅、敷地内通路の整備なども行われる。

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