2009年 2月 13日 (金)

       

■ 盛岡市の介護保険料、4月大幅引き上げ 月額約700円増の見通し

 盛岡市は4月からの第4期介護保険事業計画(09〜11年度)の概要を固めた。この中で保険料は、現行の第3期から引き上げる方針で保険料基準月額が4300円程度になる見通し。昨年12月市議会で取り上げられたときより約100円低い700円程度の引き上げ幅になる。介護給付費準備基金の一部を取り崩して充当する。16日に市議会へ計画案を説明する。

  昨年12月時点では月額で約800円の引き上げ幅について市議会で議論になった。議員から「基金を取り崩しても据え置くべき」と指摘があったのに対し、基金5億9千万円(07年度末)のうち仮に1億円を取り崩しても1人月額40円分で増額は避けられないと市側は説明していた。

  12日の市介護保険運営協議会(会長・高橋重幸市議、委員17人)では、基金取り崩し額がほぼ固まったとして、12月議会時点より100円程度軽減する保険料の計画案が説明された。

  ほかに介護報酬の改定や自宅待機解消のための施設整備の見通し、関連法案をめぐる国会情勢、3月議会で関連条例改正の議決を経る必要があり、事業費などの確定は3月になる。12日の運営協では計画案の介護保険サービスの事業費・介護保険料の部分は資料が回収された。

  扇田竜二保健福祉部長は取材に対し保険料について明言を避けたが「12月よりも下回る状態には抑えられる」と話していた。

  計画案によると全人口は3年間で約1800人減少すると推計されるのに対して、65歳以上(第1号被保険者)は3年間で約3千人増え、高齢化率は09年度20・8%から11年度21・9%になる見込み。要支援、要介護の認定者数も1万602人から1万1384人に増えると推計される。

  施設整備は施設入所を希望する1407人で在宅待機する390人のうち、要介護度3以上の233人の待機解消を目指す。入所施設261床を整備する予定。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします