2009年 2月 22日 (日)

       

■ 各地で商品券発行の動き 定額給付金を地域還元

 国の経済対策の定額給付金に対応して、各地で商品券を発行する動きが広がっている。八幡平市商工会(高橋富一会長)は4月から総額1億円の商品券を5%のプレミアムで発行する。紫波町の協同組合紫波町ポイントカード会(北田照義理事長)は今月、10%のプレミアムで商品券を発行して好評のうちに完売した。国政ではさまざま論議がある定額給付金だが、もらう以上は購買力を地域に還元しようと、各地の経済界が動き始めている。


 八幡平市商工会は4月1日から「八幡平市共通商品券」を20万枚1億円分発行する。1枚500円で20枚1万円分購入すれば1枚プレミアムが付き、1万500円分の買い物ができる。プレミアム分と事務費を合わせた550万円は同市が助成し、市議会3月定例会に議案を諮る。商工会加盟の約250店舗で、購入から半年間の期限で使用できる。

  同商工会の菅野正孝事務局長は「全体的に市内の経済を活性化するために5%のプレミアム付きで販売する。給付金のことは頭にあるが通年で販売し、市の方でも景気が良くなるまでは支援したいということだった」と話す。

  菅野事務局長は「今は給付金のために商品券がはやっているが、広く利用してもらって底上げし、売り上げを増やして活性化したい」と話している。

  八幡平市は住宅リフォームに最高20万円を限度に助成する制度に商品券を充てるなど、できるだけ地域で循環するようにする。

  紫波町の協同組合紫波町ポイントカード会は6日から8日まで、定額給付金の発行をにらんで10%のプレミアム付きの商品券を発売し、好評のうちに完売した。

  1万円分購入すると千円のプレミアムで1万1千円分の買い物ができる。ひとり3万円を限度に発売し、プレミアム分を含めて330万円を販売した。定額給付金の効果を前倒しするような形で、地元での購買を促した。商品券は納税にも充当できる。

  同会事務局の八木由美子さんは「毎日9時半からの売り出しで、10分もかからないで当日分が売り切れた。2月の売り上げが落ち込むときに使ってもらいたい」と話している。

  定額給付金の発行に備えては滝沢村でも商品券について前向きに検討されている。盛岡商工会議所(永野勝美会頭)は定額給付金と直接かかわりなく、地域商品券の発行を検討する有識者の懇談会を設置する。

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