2009年 2月 24日 (火)

       

■ 「国体主会場を盛岡に」 市民も加え幅広く運動を展開へ

     
  会場からあふれるほどの参加者となった誘致する会(盛岡市勤労福祉会館)  
 
会場からあふれるほどの参加者となった誘致する会(盛岡市勤労福祉会館)
 
  2巡目岩手国体の主会場を盛岡に誘致する会は23日、盛岡市紺屋町の市勤労福祉会館で開かれた。呼びかけたのは市民活動団体、経済団体など4団体。これに県、広域8市町村関係者、一般市民らを加え約550人が集結した。3月6日に達増知事に署名と県議会に請願の提出を決め、市民を巻き込んだ誘致推進組織を立ち上げることを確認した。

  あすを築く盛岡市民運動実践協議会(斎藤育夫会長)、盛岡商工会議所(永野勝美会頭)、盛岡市町内会連合会(晴山貞美会長)、盛岡市体育協会(長澤茂会長)が呼びかけた。谷藤裕明盛岡市長ら広域8市町村の首長や議員、県議が駆け付けた。

  署名、請願はいずれも▽同市みたけの県営陸上競技場の第1種公認陸上競技場整備▽2巡目国体の開閉会式、陸上競技の同競技場開催▽同競技場をJリーグ、ラグビーなど国際大会開催可能な総合施設への整備−を求める内容。市民県民の賛同を募る。

  誘致推進団体を含めた市民組織の立ち上げにも早急に着手する。県議会定例会の開会中に1千人規模の集会の開催も検討している。

  斎藤会長は「開閉会式、陸上競技が開催できないと危ぐして会を開催した。当会は1970年の岩手国体を機に設立し、全国から選手を温かく迎え成功に寄与した。その精神は今も引き継がれ、60余の団体が活動している」と、主会場の盛岡誘致を主張した。

  永野会頭は「第2種競技場、ドームを造ると姿が変わり、はなはだ危ぐの念を抱く。開催時期は道州制議論の盛り。県都が国体を開けないのでは全国に恥をさらしかねない。ここはケインズに戻り、公共事業をもっとやって地域の疲へいに立ち向かわないと」と錦の御旗を掲げた。

  谷藤市長は「みたけの県営運動公園は当時の地権者の協力で大部分を市が県に寄付した。多くの市民の思いが色濃く残っている。集まった皆さんの熱い思いを結集して知事に届けなければ誘致は実現しない。広域8市町村長も要望してきたが、いまだその声が届いていない」と訴えた。

  工藤由春同市議会議長は「第2種競技場なら単なる総合的運動会しか開けない。われわれは孫子に笑われないために市町村民総参加、官民一体で一揆を起こそう」と誘致推進へ結束を呼びかけた。

  同日は当時の運動公園用地の地権者を代表して一ノ渡宏明観武ケ原開拓農協組合長、体育、競技団体関係者らが活動経過や誘致への思いを発表。経済関係者の団体は19日から5日間で集めた署名約1800筆を斎藤会長に提出した。

  会場では経済的な波及効果に期待を示し「県が金を出さないなら定額給付金の寄付を募ろう」と訴える意見も出た。吉田莞爾市商店街連合会会長は総額1億円を目標に1口1万円の寄付を募る構想を説明し、参加者にも協力を呼びかけた。

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