2009年 2月 25日 (水)

       

■ 盛岡市の谷藤市長が所信表明演説 観光、雇用に行動力発揮

     
  盛岡市議会3月定例会初日の冒頭、所信表明する谷藤裕明市長  
 
盛岡市議会3月定例会初日の冒頭、所信表明する谷藤裕明市長
 
  盛岡市議会3月定例会は24日招集され、本会議が開かれた。谷藤裕明市長が冒頭、所信表明をした。「雇用・生活不安、地方分権時代の本格化など、昨今の自治体を取り巻く環境は自らを変革する市政と行動力がより一層求められる」と自らを律し、原敬の日記を引用し「時代の要請を的確にとらえ、成すべきを成し遂げていきたい」と誓った。会期は3月26日までの31日間。

  谷藤市長は、当初予算について41施策のうち重点配分する「観光・物産の振興」「快適な居住環境の実現」「都市活動を支える交通環境の構築」の3点を挙げた。観光では「2年後の東北新幹線青森延伸を好機ととらえ、県や広域市町村と連携し、北海道も視野にPRに取り組む」と述べた。

  雇用対策では、中小企業向け経営安定化策による雇用維持、若者を対象にした就業支援を継続し、未就職者対策の「スタートワーキングサポート事業」の任用者枠を拡大する。

  新年度の組織再編にも触れ、雇用対策と企業立地関連業務を一元化し、経済の活性化と雇用確保に対する施策を強化する「企業立地雇用課」を新設する。2010年度に予定する上・下水道の組織統合に向けた下水道部各課の再編も図る。

  都市機能面では、中心市街地活性化の一環でバスセンター周辺整備の調査を支援する。市民参加の促進については、玉山区地域協議会運営の充実と仮称玉山区地域づくり大会を開催し、協働のまちづくりを推進する。

  教育・文化施策では、2011年度に開催する北東北3県会場のインターハイに向けた実行委員会を設立する。青山2丁目にある旧覆馬場の整備に向けた実施設計にも着手する。

  職員意識の改革についても、発覚した公金の不正経理について「法令順守と倫理の保持の体制を整備するための条例を制定するなど、市の取り組み姿勢を明らかにし、職員の意識の徹底に努める」と言及した。

  その上で「未来を開く元気なまち盛岡」の実現、行財政構造改革を踏まえ「不断の改革に取り組みながら、市民との信頼関係の回復に努める。北東北をリードし、要となる拠点都市の創造に全力投球する」と宣言した。

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