2009年 2月 28日 (土)

       

■ 岩手競馬で一口馬主募集へ シルクが初参入

 地方競馬でもクラブ法人馬主(いわゆる一口馬主)の参入が認められ、その第1陣としてシルクホースクラブ(阿部幸也代表)が、岩手など4地方競馬で会員(一口馬主)の募集を3月16日から始める。

  岩手競馬で会員を募集するのは、今年デビューする2歳の牝馬で価格は70万円。父がムーンバラッド、母がシルクオルテンシア(母父ダンスインザダーク)という良血馬だ。これを200口に分割して会員募集する。1口当たりの馬購入代金は3500円。維持費は月額1千円。ほかに月1050円の会費が必要だが、合計月額2050円で馬主気分が味わえることになる。ほかに入会金1万円が必要。

  通常の馬主になるには一定以上の所得が必要なことや多額のリスクを負わなければならないなどハードルが高い。クラブ法人は代表者が馬を所有し、その馬への出資会員を募るもの。馬が賞金を獲得した場合は、手数料などを差し引いて会員に分配される。

  これによって1人当たりのリスクを低くした。地方競馬では初めての参入。

  馬は既に盛岡の小西厩舎に入厩しているが名前はまだ決まっていない。岩手の新馬戦は毎年6月から始まるため、この時期のデビューを目指して調教が始まっている。4月後半に盛岡競馬場で、会員募集を目的にしたこの馬の公開調教が予定されている。

  同クラブでは「6月のデビューを目指しているが、出走可能かどうかの判断をするのは調教師なので時期は約束できない。馬の成長を楽しみに長く所有していただけるようにしたいと思っている」と話している。仮に何らかの理由で未出走だった場合には規定によって補償金が支払われる。

  競馬評論家で、めんこいエンタープライズの松尾康司さんは「クラブ法人が岩手に参入してくれることを喜んでいる。馬資源の確保につながるだけでなく、多くの会員が誕生すれば盛り上げにも大きく貢献する」と歓迎している。

  募集パンフレットは同社のホームページから請求できるほか、福島事務所(電話0120−17−7939)で受け付けている。

  シルクは今回、ほかに北海道(120万円の牡)、大井2頭(340万円の牝、200万円の牡)を募集する。いずれも2歳馬ですべて200口の分割。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします