2009年 5月 3日 (日)

       

■ 県民意識調査「今の生活どう感じる?」 ほぼ半数「不満」と回答

 県が1〜2月に実施した県の施策に関する県民意識調査の速報結果がまとまった。「あなたは、今の生活全般についてどのように感じていますか」との質問に「不満な状態」「やや不満な状態」の割合が49・5%、「満足できる状態」「やや満足できる状態」は24・7%となり、不満と感じる県民が大きく上回っている。前年比で見ると満足側の割合が3・9ポイント高くなり、不満足側は2・9ポイント低くなった。

 同調査は、いわて希望創造プランに基づいて実施する県の施策について、県民がどの程度の重要性を感じ、現在の状況にどの程度満足しているかなどを把握し、今後重点的に取り組むべき施策の方向性などを明らかにするため実施している。県内に居住する20歳以上の男女5千人を対象に、郵送でアンケートした。有効回収率は63・7%。

  政策の6本の柱などに基づく調査項目の40項目について「項目の状態を実現することが、あなたの暮らしにとってどれくらい重要と考えますか」との問いで、重要度が高い結果となったのは@適切な医療体制A高齢者や障がい者に安心な地域づくりB安心な子育て環境整備―。順位は変わったが上位3項目は前年と同じ項目となった。

  同様に「あなたはどれくらい満足していますか」で高かったのは@学校と地域との協力A地域や学校での文化芸術活動B安全安心な生活道路―。満足度が低いのは、低い順に、安定した就職環境、商店街のにぎわい、農山漁村の活力、県内経済の活性化などで、雇用・経済に満足していない状況が表れている。

  「将来の岩手県の望ましいイメージをキーワードで表すとすると、どのような言葉がふさわしいと思いますか」という質問には「安全・安心な」が42・1%、「豊かな」が30・5%で上位。

  「子どもたちにとって、これからの岩手県がどのようなところになっていることが望ましいと考えますか」では、「空気や水がきれいで、豊かな自然環境が守られている県」59・1%、「福祉や医療が充実し、お年寄りや障がいをもつ人が大切にされる県」55・3%、「産業が盛んで、働く場に恵まれている県」52・9%が高かった。「伝統芸能や創作活動が盛んで、文化や芸術的な雰囲気が豊かな県」が9・0%で最も低かった。

  「望ましい暮らしとは、どのような暮らしだと思いますか」には、「収入が確保され、経済的に安定した暮らし」が63・9%と最も高く、「福祉や医療が充実した暮らし」も63・8%とほぼ同じ。

  「今、望ましい暮らしができていると思いますか」には「十分に望ましい暮らしができている」が1・9%、「それなりに望ましい暮らしができている」が47・4%、「あまり望ましい暮らしができていない」が31・7%、「望ましい暮らしができていない」が15・3%となった。 

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