2009年 5月 6日 (水)

       

■ 〈経済〉健康豚で安全と食味 農商工連携企業が新商品第一弾「はむバーグ」

     
  Hola四元豚を使用したはむバーグ  
 
Hola四元豚を使用したはむバーグ
 
  県内の生産、加工、流通などの業者が出資して4月8日に設立した「心食歓」(本社北上市、阿部博社長)が早くも県内で生産加工した新商品「はむバーグ」の発売を始めた。ハムとハンバーグを一つに合体させ、味と食感を楽しんでもらう。ハンバーグには、北上市の農場で4原種を掛け合わせ病気に強い体質を持った豚に米とワカメを加えた飼料を食べさせた新しいブランド「Hola(オラ)四元豚」を100%使用している。

  同社は昨年、国の農商工連携事業で結びついた県内企業を土台に、ビジネス化を推し進めようと設立された新しい会社。花巻市のアップラン、北上市の真木沢ミートピア、住田町のありす畜産などが参画している。

  新商品はありす畜産が飼養した豚肉を素材に真木沢ミートピアが加工した。ありす畜産ではランドレース、大ヨークシャーなど4原種を掛け合わせた豚を飼育。独自の防疫管理と減投薬により豚自体を健康に保ち、食の安全、安心を提供してきた。

  Hola四元豚は複数所有する農場のうち北上市内の農場で飼養する四元豚を一工夫した餌で育てた限定ブランド。県産の米とワカメを飼料に混ぜている。ミネラル分が豊富で臭みがなく甘みを感じられ、きめ細かい肉質を実現した。

  真木沢ミートピアでは北上農場の豚を使用しハムやソーセージなど加工品を生産しており、今回のはむバーグも北上農場の生産肉が原料。Hola四元豚をハンバーグ部分に使用している。リング状にしたハムの中にハンバーグを詰めており、ハンバーグは粗びき肉で角切りのハムが混ぜられている。

  心食歓では1日、盛岡市内で新商品の試食・発表会を開催。Hola四元豚のしゃぶしゃぶ、はむバーグを出席者に味わってもらった。今月中にさらに5商品を新発売する予定という。

  同社は岩手の豊かで優れた資源を生かし、岩手発のおいしく、安全・安心な食品を世界で食の健康にこだわる人に提供し、健全な食生活を支援しようと、他業種の県内業者が手を組んで生まれた。阿部社長は「食を通して岩手を元気にしていきたい」と思いを語っている。

  はむバーグはインターネットで一般にも売り出している。1個(160グラム、480円)を4個詰めで販売する。心食歓のホームページからネットショッピングへアクセスできる。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします