2009年 5月 8日 (金)

       

■ 〈北Gのライブトーク〉86 北島貞紀 高速割り引き、何か違う

 ゴールデン・ウイークが終わった。お盆と正月そしてこのGWに、民族の大移動が行われるわけだが、今年は景気打開策として高速道の一律千円が拍車をかけた。おかげで高速道やその周辺は、どこも大渋滞。通常の2倍、3倍の時間がかかったらしい。

  ニューヨーク在住の「教授」こと坂本龍一氏が、朝日新聞のインタビューに答えている。

「実は、9・11同時多発テロの後は早く日本で暮らしたいと考えていました。でも最近少し考えが変わったんです。…オバマ政権は大変な問題が沢山ある。その割に米国はポジティブで、いいベクトルに向いている感じがするんです。グリーン・ニューディール政策がうまくいったら、世界一の再生可能エネルギー大国にならないとも限らない。…」

  だから、坂本氏はしばらくNYに住み続けてそれを見届けたいという。

  高速道の休日一律千円が施行されたとき、僕もこれはいいやと思った。でも、今回の大渋滞、そして坂本氏のインタビューを読んでうーんと首をひねってしまった。

  地球温暖化が叫ばれ、CO2の排出制限が義務化しているさなか、そしてアメリカではグリーン・ニューディール政策が打ち出されたこの時期に、遠出を奨励して、CO2をまき散らすわけですね。

  しかも、道路公団へは、この差額の穴埋めがきっちりとなされるそうなので、税金がその補てんのために使われる。開いた口がふさがらない。日本はこの大事な時期に、またかじを切り間違えたような気がしてならない。

  坂本龍一氏とユニットを組んでいたこともある、忌野清志郎氏逝去。

  聴衆をハッピーにさせてくれるグレート・ロック・アーティストだった。合掌。

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