2009年 5月 25日 (月)

       

■ 〈トシコズ・ドリーム〉19 照井顕 「わが心の旅」再

 09年5月19日、夜10時半、店の電話のベルが鳴った。受話器を取ると、「テルイさん!アキヨシです!あのね、NHKから連絡があって、随分前にNHKが放送した、中国へ行った時の『わが心の旅』が、5月27日水曜日夜10時から、BSで再放送することになったから、誰か知らせたい人が居たら知らせてというので、テルイさんに電話しました」と言って、「それじゃあね、また!」と言って、電話が切れた。

  僕にとっては、それは大変、僕も誰かに知らせなくちゃ!である。それで今回のこの原稿と相なった訳です。たまたま、僕は今4月から6月までの6回、NHKカルチャーセンター盛岡教室(とは言っても場所は僕の店、開運橋のジョニー)でジャズ魅力への招待という、講座の講師をやっているところなので、その会員にも知らせます。講座の人たちには6月の穐吉さんと夫・ルーさんのコンサート・チケットも買っていただいた。

  さて、その「わが心の旅」ですが、これは93年に穐吉さんが、生まれ故郷・中国に47年ぶりに戻って、大連音楽学校時代にピアノを教えてくれた、楊孝毅先生(当時85歳)をさがしたずねる旅で、穐吉63歳時のドキュメント。

  穐吉さんが生まれた遼陽に降り立った時の、昔の面影はありませんと言った言葉が心に残っているが、住んでいた家の近くにあった白搭を見て、家をさがすと、何とあった。あの家です!と指差した向こうにはれんが造りの今でも立派な建物で、交通警察の事務所として使われていた。ピアノの葉(ヨウ)先生とばかり思っていた方は、実は揚(ヤン)であった。再会し、先生の前でロング・イエロー・ロードを弾く、感動のシーン。

  先生が元気なうちに、オーケストラを連れて帰ってきますから、と別れて、それから2年後の95年6月、瀋陽と大連で各一千人の超満員コンサートが行われ「マイ・ティーチャー・ミスター・ヤン」という曲を揚先生にプレゼントした。


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