2009年 5月 28日 (木)

       

■ JR盛岡駅の東西自由通路、6月13日開通へ 愛称は「さんさこみち」

     
  6月13日午前4時開通予定の盛岡駅と交通広場間の東西を結ぶ自由通路(交通広場南側から撮影)  
 
6月13日午前4時開通予定の盛岡駅と交通広場間の東西を結ぶ自由通路(交通広場南側から撮影)
 
  盛岡市内の西の玄関口となるJR盛岡駅と西口の交通広場を結ぶ東西自由通路は6月13日、拡幅整備を終えて開通する。開通開始は同日午前4時から。これに伴い駅舎の閉鎖時間にかかわらず24時間通行が可能になる。市が募集していた愛称には243通の中から「さんさこみち」が選ばれた。27日の愛称選考会(委員長・池田克典副市長、9人)で選考した。

  東西自由通路は東口バスロータリーから駅構内を通ってマリオス前の西口交通広場にかけての総延長154メートル。総事業費は概算で9億2千万円になる。97年9月に暫定供用が開始されたあと03年6月に東口エスカレーター、04年4月に同エレベーターがそれぞれ供用開始した。

  通路の拡幅整備は07年10月に改装工事と一緒にスタート。総事業費のうち概算で5億5500万円を投入。通路は交通広場から駅西口方向の延長36メートルの幅員3メートルを6メートルに拡幅。これにより開通後は暫定3メートルだった駅舎までの延長約40メートルと合わせ、線路をまたぐ約75メートル区間の幅員が6メートルになる。

  改装工事は、通路上屋の撤去と新設、屋根や外壁の工事が行われている。北側には岩手山を眺望できる大きな窓が2つ設けられた。工事当初は利用者の通路が1・8メートルに制限されるなどしていた。開通する6月13日はチャグチャグ馬コ行列の本番に当たる。

  市はこれに伴い今年4月の1カ月間、市広報紙や市公式ホームページを通じて市民から愛称を募集した。その結果、130人から243通(うち市内199通)、231作品の応募があった。

  27日の愛称選考会では、委員各自が事前に231作品から3作品を推薦し、重複を除く24作品で2次選考した。商標登録や既に他の道路や橋に使われている名称を除き、委員が薦める「さんさこみち」のほか「さんさコンコース」「さんさロード」「モリーオコリドー」「ゆいロード」の計5点が選ばれた。

  委員9人全員による投票の結果、盛岡市下鹿妻の女性応募の「さんさこみち」が4票で最多得票。「モリーオ…」「ゆいロード」が各2票、「さんさロード」が1票だった。

  愛称選考は市制施行120周年記念事業の一環で、7月25日開催予定のマリオス・サマーフェスティバルで披露式が開かれる。2カ所に銘板が設置される。

  池田副市長は「名前の通り、市民や当市を訪れた皆さんに愛されるよう願っている。さんさを冠した通りや橋は市内にもなく初めて。さんさ踊りを全国に発信したい思いにも合致した結果となった」と話している。

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