2009年 6月 10日 (水)

       

■ 盛岡で新型インフルエンザ患者 36歳の女性店員、修学旅行の中学生から感染か

盛岡市保健所は9日、同市内在住の女性(36)が新型インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。東北での患者発生は初めて。女性は修学旅行で来県した船橋市の中学生に店員として応対していたが、その中学生が8日に新型インフルエンザに感染していたことが分かっている。同保健所ではこの中学生からの感染が疑われるとしている。同日夜、盛岡市と県は相次いで対策会議を開き、今後の対応を協議した。

  保健所によると、女性は7日から頭痛、咽頭痛を覚え、市販薬を服用して様子を見ていた。8日の日中には37度の発熱があり、夜には38度台になったため9日に近くの医療機関を受診。簡易検査キットでインフルエンザA型陽性となったため、盛岡市内の発熱外来を受診した。同日、県環境保健研究センターが遺伝子検査をしたところ、午後8時48分に新型インフルエンザ(A/H1N1Vと確認された。

  女性は現在、同市内の感染症指定医療機関に入院している。熱は37度で、せきはあるものの容態は安定している。接触者の詳細については調査中。県では船橋市の中学生の感染が判明後、県内で濃厚接触の可能性がある人の確認をしていた。

  新型インフルエンザ患者の発生を受けて、盛岡市と県は相次いで対策会議を開いた。

  県の対策本部は、達増知事が出張中のため、宮舘副知事が本部長を代行して開かれた。同本部としては、現段階では学校、幼稚園、保育園への臨時休校、休業の要請は行わない方針。公の施設でのイベントなどの自粛や事業所に対して事業自粛の要請も行わないとしている。

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