2009年 6月 29日 (月)

       

■ 奉納の早池峰岳神楽に見入る 加賀野大日如来で例大祭

     
  大日如来例大祭で奉納された早池峰岳神楽  
 
大日如来例大祭で奉納された早池峰岳神楽
 
  夏祭りのシーズンが到来。盛岡市加賀野桜山の妙泉寺大日如来例大祭が28日開かれ、多くの市民でにぎわいを見せた。同地区子ども会の子供みこしが町内を練り歩き、大日堂では国の重要無形民俗文化財早池峰神楽が奉納された。寺前には出店が軒を連ね、子供たちが集まる昔ながらの風景がみられた。

  同寺は1679年(延宝7年)、第29代南部重信公が大日如来を多くの民に参拝させようと建立した。早池峰山妙泉寺の別院であることから、長らく市内で唯一、早池峰岳神楽が奉納されてきた。

  同日は岳神楽を一目見ようと、多くの観客が大日堂前に詰め掛けた。鳥兜(とりかぶと)をつけた舞手が登場すると、待ちに待った観客らが拍手。真夏日の暑さにもかかわらず、じっと神楽に見入っていた。出演者たちも汗だくになりながら伝統の技を披露した。

  太鼓と鉦(かね)、笛の音に合わせ、激しい舞をみせ、鶏舞、三番叟の舞、笹割りの舞など、たっぷり2時間、神楽を演じた。

  毎年見に来ているという地元の女性(70)は「神楽を見ると、子供のころを思い出す。あのころは神楽や獅子舞などしか見るものがなかった。有名な岳神楽を今年も見られて幸せ」と見とれていた。

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