2009年 8月 1日 (土)

       

■ 来春の高卒求人、半減の402人 「県内」は57%減少

 岩手労働局(山嵜眞司局長)が7月31日発表した県内の新規高卒予定者の職業紹介状況によると、来春の高卒予定者の求人数は402人と前年同月比57・3%減、うち県内求人は399人で同57・6%減となった。過去10年間の就職内定者の県内外の内訳を見ると、県内の割合は2000年から年ごとに低下しており、県外が半数に迫る勢い。今年の就職難でその傾向は一層強まりそうだ。

 来年3月の新規高卒予定者は昨秋の金融危機以来の企業の求人意欲の減退で、厳しい就職戦線を迎えている。6月末日現在で402人は前年同月比539人の減、うち県内求人は前年同月比542人減少した。求職者数は全体で4104人と同142人(3・3%)減、うち県内就職希望者は2676人で同313人(10・5%減)となった。

  新規高卒予定者の求人の安定所別の内訳を見ると盛岡管内は113人で同58・6%減、有効求人倍率は0・13となっている。同管内は6月末日まではすべて県内求人で、県外求人はゼロだが、7月から各安定所に郵送される求人票によりカウントされる。

  岩手労働局職業安定課の鈴木良夫主任は「県外の求人は7月上旬から中旬にかけて各ハローワークに送付されてくるが、今年は県外求人も昨年に比べて落ち込むことが考えられる」と話しており、県内外とも厳しい情勢が予想される。

  過去10年間の内訳を見ると、2000年3月卒時点で74%だった県内内定者は、今年3月時点で56%に減少。その半面、県外内定者は2000年の26%から今年は44%に増加した。今年の厳しい雇用情勢により、この傾向に拍車がかかることが懸念される。

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