2009年 8月 3日 (月)

       

■ 馬産地の伝統を示す 滝沢村でホースフェスティバル

     
  大勢の見物人を前に走るスポーツ流鏑馬  
 
大勢の見物人を前に走るスポーツ流鏑馬
 
  チャグチャグ馬コの里滝沢村ホースフェスティバル(主催・同実行委員会)が2日、滝沢村の岩手産業文化センターで開かれた。滝沢村制120周年を記念して、チャグチャグ馬コやポニーなど村内の馬たちが大集合。来場者は勇壮なスポーツ流鏑馬(やぶさめ)、ばん馬の力強さに見とれ、馬産地滝沢の伝統に思いをはせていた。

  フェスティバルにはチャグ馬10頭、流鏑馬9頭、ばん馬6頭、ポニー3頭などが出場。トウケイニセイを先頭にしたオープニングパレードのあと、広場に散って県民とふれ合った。

  同実行委員会(角掛喜美夫委員長)の村商工観光課の鳴海志帆さんは「夏休みで多くの人たちが参加できるよう企画した。チャグチャグ馬コ自体、出場頭数が減少傾向にあり、村内の馬が減っている。滝沢村は馬事文化に縁のある土地柄なので、120年を迎えたことと滝沢村のPRのため開いた」と話す。

  毎年6月のチャグ馬が8月に続々登場して、里帰りの村民もびっくり。千葉市から帰省していた葛谷好弘さんと信子さん夫妻は、子供と一緒にチャグ馬をじっくり見物した。好弘さんは「妻が滝沢出身だが、チャグ馬は6月なのでなかなか見ることができなかった。今年は帰省したらイベントをやっていて、子供にチャグ馬を見せる良い機会ができて良かった。流鏑馬は格好良くて感動した」と話し、夏の滝沢を満喫していた。

  チャグチャグ馬コ同好会滝沢支部の大坪昇さんは「子供たちが喜ぶと、やったかいがあったと思う。大きい馬には乗る機会がないのだろう。今年は村の120年だから、チャグ馬は自分たちが頑張る以上はこれからも盛んにやる」と話した。

  スポーツ流鏑馬では、武者装束姿の射手が疾走する馬上から矢をつがえて的に当てると、大きな歓声がわき起こった。このほか滝沢村のアイドルホースの「校伯」との記念撮影や、スイカ割り、駒踊りなど郷土色豊かな催しが繰り広げられ、終日にぎわった。


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