2009年 8月 3日 (月)

       

■ 小笠原卓雄さんが個展 ギャラリー彩園子で

     
  小笠原卓雄さんの個展「Integral・series−H」  
  小笠原卓雄さんの個展「Integral・series−H」  
  花巻市の小笠原卓雄さんの個展「Integral・series|H」が12日まで、盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子で開かれている。会場全体を使ったインスタレーション作品を発表している。

  会場正面の壁面に立て掛けたのは、板を張り合わせた縦1・8×横6bの構造物。地面から95aぐらいの高さに水平になるように赤いレーザー光線を照射した。

  一環して取り組んでいるテーマは「ものの表面とは何か」。それを突き詰めると「我々が暮らす地球の表面とは何か」という命題に行き着いた。

  「水平」をどう見せるか。光線の照射機を発泡スチロールの上に載せて水に浮かせ、人の手が触れるとふわふわと動くように。板の表面につけたわずかな凹凸が、光の帯を不規則に揺らす。得体の知れないラインだが、いつの間にか水平に落ち着く。

  「人の手によって作られた平面の上に、我々の水平の感覚である水面から光が照射されるようにして、水平を意識できるようにした」という。

  対面する壁面には、長さ1b80aの4本の板(幅3・5a、厚さ6_)を巡らせた。床面から92aの高さに、ステンレス棒とくぎ付けで完全に水平になるように設置。「単純な人の意識の水平」として提示した。

  午前10時から午後7時(最終日は同6時)まで。日曜は休廊。


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