2009年 8月 6日 (木)

       

■ 盆の大移動が待っている 高速道、下りピークは12日か

     
  6、7日と平日のETC割り引きが行われる高速道(盛岡インター)  
 
6、7日と平日のETC割り引きが行われる高速道(盛岡インター)
 
  今年のお盆はETC割り引きの効果により帰省客が鉄道から高速道にシフトする動きとなっている。東日本高速道路は盆前に、土日祝日の割り引きを平日に拡大する。帰省客の分散を図り、制度開始後初めての「大移動」に備える。JR東日本が7月末日でまとめたお盆期間中の予約状況は新幹線、在来線とも前年比で92%から94%となっており、乗客が高速道利用へと異動した結果と見ている。

  東日本高速道路は8月のETCの割り引きを6日(木)、7日(金)、13日(木)、14日(金)の平日に拡大し、土日とつなげて4日間にわたり1千円乗り放題の期日を設ける。東日本高速道路東北支社盛岡管理事務所の佐々木幸夫副所長は「1千円割り引きにより集中すると予想されるので、2週間に分散するよう期待している」と話し、帰省客の便宜を図るとともに、渋滞解消を狙う。

  東日本高速道路は今年のお盆の下りのピークを12、13日、上りのピークを15、16日と見込んでいる。3月末から始まったETC割り引きにより、管内の高速道の断面交通量は区間により、開始前の休日と比べて120%から140%となっている。5月の連休からドライバーの間に割り引きが浸透し、お盆はさらに利用が増えると見込まれる。

  同事務所の佐藤純一総務担当課長は「ゴールデンウイークは盛岡インター付近で一般道が進まず、詰まる現象が起きたので、お盆期間中もそれを警戒しながらあたりたい」と話している。

  JR東日本によると8月7日から18日までの指定席予約状況は、7月末日の時点で新幹線「はやて」「やまびこ」は対前年比94%、在来線特急「つがる」「白鳥」「スーパー白鳥」で同93%。JR東日本盛岡支社総務部広報・広聴グループの阿部大祐氏は「景気の低迷が一番だが、6、7、13、14日の高速道路の割り引きの影響があると思う。公共交通機関は影響を受けているのではないか。その期間はこちらは商品設定で安いものはないので、なかなか決め手がない」と話している。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします