2009年 8月 28日 (金)

       

■ 300年の節目に増す気合い 音頭上げの練習始まる

     
  扇子を片手に音頭上げの直前練習をする参加者たち  
 
扇子を片手に音頭上げの直前練習をする参加者たち
 
  盛岡に秋まつりの季節が到来。夕暮れとともに盛岡市内には太鼓や笛の音が鳴り響いている。同市南大通1丁目の市杜陵老人福祉センターでは26日から盛岡山車音頭研究会(伊藤吉彦会長、会員50人)の音頭上げ直前練習会が始まった。同日は約25人が参加。今年、300周年を迎える盛岡八幡宮例大祭にへ向け、例年以上に気合いを入れ練習に励んでいる。

  同研究会は毎月2回、音頭上げの練習を行っているが、毎年この時期に直前練習会を開いている。祭や音頭上げに興味を持つ一般参加者にも伝統を指導している。

  音頭上げは7、7、7、5の26文字で奉納する山車や祭、歌い手の意気などを表現する。楽譜はなく先達から口伝いで音階を受け継いでいる。

  毎月参加し9年になる同市南大通3丁目の鈴木喜助さん(85)は「音頭上げは奥が深く難しい。音階を定着させるのが大変だ。300年の節目に音頭上げができる喜びをかみしめたい」と気持ちを引き締める。

  保育園のときから参加する堀間大樹君(杜陵小3年)は「いろんな詩を歌えるのが楽しい。当日は大きな声ではっきりと歌いたい」と、今年もい組で音頭を上げる。母親の孝子さん(44)は今年初めて音頭上げに挑戦。「祭は20年以上参加しているが、音頭上げは初めて。子供と一緒に楽しみながら頑張りたい」と笑顔で練習に取り組んでいる。

  指導する本多幸夫さん(68)は「先輩方の教えを素直に守ることが研究会の務め。最近は若い人も参加したいといい傾向にある。26文字を丁寧に歌い上げてほしい」と指導に熱を入れる。

  例大祭は14〜16日。直前練習会は29日まで。時間は午後6時半〜同8時半まで。参加無料。問い合わせは伊藤会長(電話622|2429)へ。


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