2009年 8月 30日 (日)

       

■ 衆院選きょう投開票 深夜までに当落確定か

 いよいよ選択の時|。第45回衆院選は30日、投票が行われ即日開票される。深夜までには県内4選挙区の当選者も決まり、選挙後の政権をどの政党が担うか判明する見込み。政権選択を最大の焦点として今選挙に対する国民の審判が下る。本県では小選挙区の1区から4区に自民、民主、共産、社民、幸福実現の5党が16人の候補者を立て、比例代表では小選挙区候補者を立てない公明などを含め、もう一つの選挙を戦ってきた。県内各地の投票所は午前7時に開けられ、午後8時まで(一部は閉鎖時間繰り上げ)、最高裁判所裁判官国民審査とともに投票が受け付けられる。

 総選挙は05年9月以来4年ぶり、任期満了直前となった。野党は07年7月の参院選の勢力図を塗り替え、早期解散を求めてきたが、昨年秋に世界経済危機という不測の事態が生じ、選挙は先延ばしされてきた。

  国民の現状不満などを背景にした追い風が民主に集中的に吹いて勢いを保ち、自民は小泉構造改革路線からの決別をうたいながらも負の部分が重しとなり劣勢を強いられてきた。公明も連立与党として苦しい戦いを共有。一方、政権交代を強調する野党の共産、社民、国民新党などは追い風を力としきれていない。

  本県では解散前、民主が4選挙区中3議席を占め、参院では本県議員が4人と圧倒的な力を誇示してきた。知事も民主党籍を持ち、本県の全選挙区制覇で民主王国・小沢王国の一つの到達点を迎えるかどうか、全国的に政権交代が実現するかとともに注目される。

  逆に自民は津波、暴風雨とも呼ばれる逆風の中、1996年の小選挙区制導入以来、「小沢」党の侵攻を退けてきた2区の議席を死守できるかが最大の注目点。本県の全国会議員を民主に奪われるかどうか全区で瀬戸際の戦いを展開してきた。

  共産や社民は1区と4区に小選挙区候補者を擁立。自公政権への批判層の取り込みを図りつつ、民主との差別化を訴え、第三極の存在理由を前面に比例重視で戦ってきた。公明は比例代表のみの候補だが、小選挙区では推薦の自民候補を支援してきた。

  比例代表東北ブロック(定数14)には77人が登載されている。政党ごとには届け手順にみんなの党2人、公明党3人、民主党28人、共産党7人、社民党6人、幸福実現党3人、自民党28人。比例単独は計19人となっている。

  小選挙区の開票作業は多くが午後8時から始まる。開票結果が最も早く見込まれるのは川井村で午後8時45分。有権者の多い市町は午後10時半以降で最も遅い予定は北上市の午前0時となっている。

  比例区の得票は中央選管は集計して各党議席数が案分されるため、重複立候補している候補者の復活当選の判明は深夜から未明になる可能性がある。

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