2009年 10月 2日 (金)

       

■ クロステラスが開店 中心市街地活性化の期待担う

     
  1日オープンしたクロステラス盛岡  
 
1日オープンしたクロステラス盛岡
 
  新商業ビル・クロステラス盛岡(運営主体・三田農林)が1日、盛岡市大通3丁目にオープンした。主婦、OL、サラリーマン、学生らで終日大にぎわいとなった。中心市街地の新たなランドマークとして順調なスタートを切った。

  オープニング記念式典では、盛岡幼稚園の園児28人の合唱、ミスさんさらによるさんさ踊りなどが行われた。

  三田農林の三田林太郎取締役が「オープンまで数年かかったが、今回の計画は盛岡だから、この街だから可能だった。この場所がある中心市街地がしっかりしている。この街が好きな市民がたくさんいる。魅力ある人がたくさん集まっている」と中心市街地のポテンシャルを強調した。

  そのうえで「景気は厳しい環境だが31店のテナントに入ってもらいスタートを切った。首都圏や県内、東北各地からの出店で新たな業態などでチャレンジする店舗もある。この施設や場所をみんなが豊かな気持ちになる場所にしたい。ぜひ地域の方、市民に育ててもらいたい」とあいさつした。

  来賓で高橋輝夫同市商工観光部次長が「市中心市街地活性化基本計画の中にもある民間プロジェクトの第1号。ここは、県内一の繁華街の入り口であり盛岡駅、大通・肴町、菜園などに向かう場所でまさに中心市街地のまん中に位置する。大通のメーンストリートにあり、さらなるにぎわいの創出を」と中心市街地の活性化に期待を寄せた。

  吉田莞爾盛岡大通商店街協同組合理事長は「大通は昭和4年(1929年)に三田農林が開発しここまで発展してきた。この場所は大通の入り口であり出口。待ちに待ったオープン。当組合にも加盟してもらった。さまざまなイベントを協同で取り組みたい。一緒に頑張り、中心市街地を盛り上げよう」と協力を求めた。

  「ポンパドウル」(本店・横浜市)の近藤一幸東京事業部長がテナントを代表しあいさつ。「当店は創業40周年。盛岡店は81番目で北東北は初出店となった。当社独自の製法のパンを自信を持って勧めたい」と話した。

  この日は晴天で午前中から来場者であふれ各テナントとも大忙し。1階の賢治の大地館を運営する同市羽場の畠山武志社長は「県内各地から法人、産直合わせて300店が入った。新鮮で安心安全な農産物が毎日ふんだんに並ぶ。ぜひ成功させたい」と話し、接客にてんてこ舞いだった。

  同市中央通のイタリアレストラン・アランチャは、新店アヴァンティを2階にオープンさせた。新店の木村美里店長は「カジュアルなイタリアレストランでランチもある。夜は本格的なバーテンダーがさまざまなドリンクを用意。ぜひ来店を」とPRしていた。

  同市盛岡駅西通の主婦菊地朋子さんは盛岡幼稚園年長の彩楓(さやか)ちゃんと来館。菊地さんは「通園路で毎日が楽しくなりそう。子供もわたしもパンが大好き。カフェする場所もありうれしい」と館内を楽しみながら歩いていた。

  高橋真裕岩手銀行頭取も視察。「当行のATMも設置しているが、新ビルには中心市街地活性化の役割が期待されている。賢治の大地館は地産地消の新たなビジネスモデルとして注目している」と話していた。

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