2009年 10月 4日 (日)

       

■ 豊かな森を育てる 盛岡市市民育樹祭に260人参加

     
  子供たちも一緒になって木の枝打ちをする盛岡市民育樹祭  
  子供たちも一緒になって木の枝打ちをする盛岡市民育樹祭
 
  盛岡市民育樹祭(同市主催)は3日、同市玉山区薮川の市外山森林公園で開かれた。招待者と一般の家族連れら約260人が参加した。1974年(昭和49年)と76年に植樹されたチョウセンゴヨウとアカエゾマツ700本の枝打ちをした。心配された雨もなく、森を守り育てる取り組みに一役買った。

 同日は6つの班に分かれ、各エリアごとに枝打ちが行われた。30年以上前に植樹された2種類の木は幹にはしごを掛けて枝打ちが必要なものもあった。

  市立永井小3年の菊池美佑さんと妹で同校1年の梨子さんは両親と参加。美佑さんは父親と2年連続の参加。はしごに上るときは両親のサポートを受け、自分の力で枝を切った。

  美佑さんは「(昨年の)1回目は切りづらかったけど、2回目は慣れてきた」と、作業後に振る舞われた豚汁を家族一緒にほお張った。梨子さんも「楽しかった」と作業姿がさまになっていた。

  宮野颯(はやて)君(小2)は父親と初参加。「枝を切るのがなかなか届かなくて難しかったけど、段々できるようになった」と感想。父親は「家の中で遊ぶことが多いので、いいきっかけになれば」と話していた。

  作業後は市森林組合が模範間伐を実演。間伐に森林の保水、土砂崩れを防ぐ役割があることなどを教わった。直系20a以上、高さ十数bの木がチェンソーなどで、他の木を傷つけずに倒されると、参加者は感嘆の声を上げた。谷藤裕明市長と市立浅岸小緑の少年団の児童が作業場所に育樹祭の標柱を設置した。

  同日は招待者の市議、県議、市職員とその家族、県立盛岡農業高校の環境科学科1年生と教員約20人が参加。入学後初の実習で、2年生になって森林、バイオ各コースを選択するための事前学習も兼ねているという。

  育樹祭は、いわての森林づくり県民税活用事業。07年度からそれまでの植樹祭を変更。93年から96年まで4回育樹祭が行われ、通算7回目になる。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします