2009年 10月 5日 (月)

       

■ グルージャが全国決勝大会へ 東北社会人1部リーグ、苦しみながら3連覇

     
  相手GK玉田をかわし3点目をけり込む加藤。加藤はハットトリック  
 
相手GK玉田をかわし3点目をけり込む加藤。加藤はハットトリック
 
  東北社会人サッカーリーグ1部のグルージャ盛岡が4日の最終戦で優勝を決めた。最終戦を1位で迎えたグルージャだが、2位福島ユナイテッドとは勝ち点で並び得失点2差のみ。3位NECトーキンとのホーム戦は勝利プラス大量点差が求められたが、残り10分で3点を追加し7対2で勝利。福島Uが6対0勝ちだったため、得失点差で1点上回り3連覇をつかみ取った。

  第14節は盛岡南公園球技場で午後1時半の開始。福島Uも同時刻、アウェーで対FC秋田カンビアーレ戦を行い、優勝の行方は2つの試合が終わるまで分からなかった。

  試合はグルージャが前半22分で3点を挙げ主導権を握っていたが、時折、NECのカウンターに遭い、ついには2点を許した。3対2で入った後半もなかなか得点できず17分に追加点を挙げるものの、サポーターをじりじりさせる展開となった。

  選手交代が徐々にプラスに機能し始め、1トップの加藤、上がりぎみのポジションになった中田、交代出場の白澤らを中心に前線でプレスして早めの攻撃をしかけ、8分の間に立て続けに3点を挙げた。

  吉田暢監督は優勝に「ほっとした。力はそれなりに付いてきているが、3点取って2点取られているようじゃなかなか全国で勝てないと思う。良かったのは後半4点取れたこと。きょう来てくれた人たちの声援で背中を押してもらった」と振り返った。

  全国地域リーグ決勝大会に向けては「ある程度の点は取れると思うが、その中でいかに守れるか。あと1カ月半ぐらい、しっかりやっていきたい。JFLに上がって岩手のサッカーを変えたいとずっと思っている。全員がそういう気持ちで戦っていきたい」と語った。

  2得点の中田洋介主将は「非常にうれしい。本当ならここまでのリーグ戦でもっと得失点差を付け、もっと楽な最終戦を迎えたかった。それはぼくらの今までの試合のふがいなさ。勝つことができてほっとしている」と優勝をかみしめた。

  決勝大会には「最後は勝負強さが試される。相手を見てやれるレベルではないので、全力で一戦一戦、力を出し切ることが大事だと思う」と話し、チームを引っ張りJFLへ上がろうと決意を示した。

  【試合結果】盛岡7-2NEC

  前半(3-2)7分、加藤が右足で決め先制。15分、金子左からのクロスに松田が中央で合わせ頭で押し込む。22分、中田のパスを受けた加藤がゴール前、フェイントでGKも交わしけり込む。28分、43分とNEC佐藤にゴールを破られる。

  後半(4-0)62分、松田のシュートをGKが弾いたこぼれ球を加藤が滑り込んで押し込む。加藤はハットトリック。80分、上山の右からのクロスをファーサイドの加藤が折り返しゴール正面に飛び込んだ中田がヘディングシュートで追加点。86分、途中出場の白澤が右からけり込む。87分、白澤のパスを受けた中田がGKと1対1になり、ゴールを確実に決める。

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