2009年 10月 6日 (火)

       

■ 〈菊池雄星投手がプロ志願届〉 日本か米リーグか、これから判断

     
  大勢の取材陣に囲まれ会見する菊池雄星投手  
 
大勢の取材陣に囲まれ会見する菊池雄星投手
 
  花巻東高校の菊池雄星投手は5日、県高校野球連盟にプロ志望届を提出した。花巻東を春のセンバツ準優勝、夏ベスト4に導いた立て役者。左腕から繰り出す154`の速球は米大リーグも注目する逸材。日本のプロ野球に進むのか、米大リーグへの道を最初から歩むのかはまだ未定というが、新たな旅立ちに向けて関心が高まる。会見の場となった同校のグラウンドには新聞、テレビ、雑誌などマスコミの取材陣50人以上が集まった。

  同校グラウンドに立って会見した菊池投手は「記録は残せるか分からないが、記録以上に記憶に残るというか、人の心に何か残せる選手になりたい。アメリカに行っても、日本に行っても、その場所で一番のピッチャーなりたい」と抱負を話した。

     
  プロ志望届を出した花巻東の菊池雄星投手  
 
プロ志望届を出した花巻東の菊池雄星投手
 
  会見に先立ち同日午後、佐々木洋監督が県高野連の事務局がある盛岡工業高校を訪れ、鷹觜文昭会長に志望届を提出した。

  佐々木監督によると現在、獲得するかどうかは別にして日本の11球団、海外の10球団近くがあいさつに来ているという。来週末から順次交渉が開始される。

  日程の都合上、会える球団、会えない球団が出てくるため菊池投手本人は交渉には同席させない。佐々木監督がまとめて各球団の話し合いの内容を話す形になる。最終的には本人、監督、家族で話し合いをしてドラフト会議が行われる今月29日前には結論を出したい考えだ。

  現時点で菊池投手は日本のプロ野球に進むか、メジャーに進むかは決めていない。本人も会見で「自分は直接会わないが、監督が各球団の方と話をしてその話を自分が聞いてそれから進路を決めたい」と話した。

  佐々木監督は「もちろん岩手を代表する選手になってもらいたいが、今後は日本を代表するようなピッチャー、まだまだそういうピッチャーではないのでそこに近づいてほしい」と、日本のエースとして成長する日を期待している。

  県高野連によると今年県内でプロ志望届を提出したのは盛岡大附の伊東昂大選手に続いて2人目となる。

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