2009年 10月 14日 (水)

       

■ 温泉宿11館がスクラム つなぎ、鶯宿一体で「地産馳走」プロジェクト

     
  つなぎ・鶯宿温泉がタッグを組んだ「地産馳走プロジェクト」のキャンペーンをPRする四季亭の間瀬社長(右)とホテル加賀助の川口社長  
 
つなぎ・鶯宿温泉がタッグを組んだ「地産馳走プロジェクト」のキャンペーンをPRする四季亭の間瀬社長(右)とホテル加賀助の川口社長
 
  盛岡市のつなぎ温泉と雫石町の鶯宿温泉のホテル・旅館11館が地域振興や県内外の誘客PRにタッグを組む。「地産馳走プロジェクト」と銘打ち、第1弾として両温泉の利用を呼びかける忘年会キャンペーンに11月13日から12月30日まで取り組む。これまでお隣同士でありながら、連携する機会が少なかった両温泉。共同企画を通じて「一つのエリア」として県内外へ売り込み、相乗効果を図っていく。来年以降の第2弾も既に準備を始めている。

  つなぎ温泉が南部湯守の宿・大観、ホテル紫苑、愛真館、四季亭、旅染屋・山いち、ホテル山翠、丸家旅館の7館、鶯宿温泉がホテル森の風鶯宿、長栄館、ホテル加賀助、ホテル偕楽苑の4館がプロジェクトに参加する。JR旅連の参加旅館8館を中心に拡大。

  今回のキャンペーンは、期間中に構成施設のいずれかに忘年会プランで宿泊した客を対象に、抽選で商品をプレゼントする。ペア宿泊券50組100人、ペア日帰り券(昼食付き)100組200人、入浴券(5人まで入浴可)140組700人、合計1千人分となる。

  13日にはメンバーが県や盛岡市、雫石町などを訪れ、PRした。このうち盛岡市役所には四季亭社長の間瀬信康県旅館組合繋支部長、ホテル加賀助社長の川口善昭鶯宿温泉観光協会長、熊谷憲一ホテル森の風鶯宿総支配人ら8人が訪れ、谷藤裕明市長へ利用を呼びかけた。

  プロジェクトは、7月から9月まで実施したJR盛岡駅頭で旅行客を出迎える共同の取り組みを発展させ、事業展開する。既に第2弾の内容も協議中。両温泉では、湯めぐりを楽しむ循環バスが運行されており、単体の旅館・ホテルではできない事業も行われている。

  間瀬社長は「つなぎ、鶯宿と行政区域は違うが、ともに手を取り合い活性化へ事業をしようとなった。大きな枠組みで協調し、広く岩手に来ていただくために手を組むことでできることがある」と相乗効果に期待する。

  川口社長は「盛岡から見れば、つなぎ・鶯宿は別だが、県外、遠方の方には同じ。近くにいながら一緒に取り組むこともなかったが、平泉キャンペーンを契機に地域を一緒に盛り上げていこうとなった」と話している。

  熊谷総支配人は「新しいことをやるのではなく、今ある資源を改めてPRし、普段ある魅力をプロジェクトできちんと伝えていく。忘年会をとっかかりに継続してやっていく」と説明する。

  谷藤市長は「市内部でも盛岡の周辺施設の活用について話をしている。昨年はつなぎ・鶯宿合わせて865人が宿泊した。今後も活用を呼びかけ、地域を盛り上げたい」と約束した。


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