2009年 10月 23日 (金)

       

■ 〈よしこさんのおいしい岩手〉06 丸山淑子 梅酢のおにぎり

     
   
     
  新米の季節です。「冷めてもおいしい岩手の米!」と、東京の家族・友人たちの評判は、とても良いです。おいしい新米は、シンプルにいただきたいですね。

  手水・塩の代わりに、梅干を漬けた赤梅酢で握ります。ほんのりとした塩気のピンク色のおにぎりです。10月は、まだ汗ばむような日もあり、食中毒の多い月のひとつです。塩分と殺菌効果のある梅酢で握ると安心です。

 【材料 4人分】 1人分288`i
  米2合、水米の1割増し、赤梅酢大さじ2

  【作り方】

  @米を内釜に入れ、たっぷりの水で手早く静かにざっと洗い、すぐに水を捨てる。3回位とぎ、水をかえ、水が澄むまで4〜5回ゆすぐ。水加減を気持ち減らし(内釜の目盛線の少し下)、1時間浸水し、「早炊き」で炊く(浸水した場合は早炊きがお勧め)。

  A炊き上がったら、ふたを一瞬開けて蒸気を逃がし、すぐにふたをして5分蒸らす。内釜に沿って、しゃもじを一周させ、飯粒をつぶさないように縦に混ぜ、上下を返す。

  B小ぶりな茶わんにご飯を入れ、トントンと軽く振って丸く形を整え、赤梅酢を手につけてしっかりと優しく握る(1コ90c位のおにぎりで8コ分)。

  【ポイント】

  @最初の水は、すぐに捨てる!乾燥した米は吸水が早いので糠のにおいを吸い込んでしまいます。

  A炊き上がりにふたを一瞬開けてから蒸らす!飯粒をおおっているおねばを瞬時に乾かし、つやを出します。

  Bしゃもじで少しずつよそう!ご飯は空気にふれることで、おいしくなります。

  【栄養ひと口メモ】

  米は炭水化物が70%以上、たんぱく質も8%前後含まれ、エネルギーとして100%利用されます。米の扱いは、浸水する・ざるにあげる・といですぐに炊くなど、ご家庭によりいろいろだと思います。米の水分は15%、水洗い・とぎで10%吸水し、浸水で20%吸水します。これが飽和状態です。その後、炊飯をしている間に65%になるとおいしいご飯になります。

  ざるに上げる場合は5分位、浸水は冬なら2時間まで(夏は30分)、それ以上になると、米のひび割れ・つぶれ等の原因になり、炊き上がりの飯粒がつぶれてぺチャとしてしまいがちです。

  さて、紅葉狩り弁当なら、梅酢のおにぎりに、卵焼き&漬物位の簡単なおかずが良いなあ。芋の子汁を現地で調達したら、もう完ぺきという気分です。
  (料理研究家、大迫町在住)



本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします