2009年 10月 27日 (火)

       

■ 北山バイパスが開通 26年、196億円投じる

     
  26年の歳月を掛け、開通した一般国道455号北山バイパス(盛岡市三ツ割側の北山トンネル入り口で行われたテープカット。26日午後1時30分ごろ)  
 
26年の歳月を掛け、開通した一般国道455号北山バイパス
(盛岡市三ツ割側の北山トンネル入り口で行われたテープカット。
26日午後1時30分ごろ)
 
  盛岡市中心部と同市北東部を結ぶ一般国道455号北山バイパスは26日午後4時、北山トンネルを含む1・4`区間が開通し、供用開始された。事業着手から26年の歳月と総事業費196億円をかけて県都と松園や桜台などのニュータウン、沿岸を結ぶ幹線7・5`が全線開通した。開通に先立って同トンネル三ツ割側で開通式があり、待望の開通を祝った。

  式には地権者ら約150人が出席。同トンネル北山側に近い市立上田中学校吹奏楽部の生徒37人の演奏で開幕。県や来賓の国土交通省東北地方整備局、国会議員や県議、谷藤裕明市長や市議、同吹奏楽部の立花佳帆さん(3年)らが記念のテープカット、くす玉を割った。

  宮舘副知事は「盛岡市を起点に北上山地を横断し、広域圏の交流を支える重要幹線道路。また市内の主要な放射状幹線路の一つとして松園ニュータウンなど大規模住宅地と中央病院などを結ぶ交通需要に対応する整備を必要とした。三ツ割から市中心部の慢性的な混雑緩和解消と公共交通の定時性確保、内陸と沿岸の物流促進が図られる」と、達増知事の式辞を代読した。

  谷藤市長は祝辞で「長年の念願である開通はこの上ない喜び。三ツ割交差部から中心部は幅員が狭く慢性的な渋滞で市民に不便をかけてきた。渋滞解消、交通の円滑化、利用機関へのアクセス改善は市のさらなる発展に寄与する」と開通への期待感を示した。

  沿道には地元住民らも多数詰め掛け、トンネル上のリンゴ畑から様子を眺める人も。出席者の車両約80台が盛岡東署のパトカーに先導され、一足早くトンネルの上り線約1`を渡り初めした。

  北山バイパスは455号の盛岡市|岩泉町間を結ぶ延長約100`のうち国道4号の北山交差部から同市下米内までの7・5`。今回開通したのは北山トンネル(上り線923・5b、下り線950・5b)を含む1・4`区間。

  94年までに洞清水から三ツ割まで2・3`、99年までに三ツ割から米内まで3・8`が供用開始された。北山トンネルは04年度から本体工事が始まり、06年7月に下り、同11月に上りが貫通。07年12月にはトンネル本体工事が完成した。


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