2009年 12月 4日 (金)

       

■ 〈よしこさんのおいしい岩手〉12 白菜と豚肉の蒸し煮 丸山淑子

     
   
     
  霜に何度か当たり、日増しに甘さを増す白菜。外葉は茶色くなりながら、寒さの中で抗酸化パワーを発揮し、ストレスに対抗しているわが家の白菜を横目で見ながら、「おいしくなれ。おいしくなれ」とつぶやいています。

  トロトロの甘い白菜とうまみのある豚もも肉の組み合わせです。とろみを付けると冷めにくく、また、年配の方でも召し上りやすくなります。体が温まる優しい味です。

  【材料 4人分】1人分148`カロリー

  白菜(大)6枚(400c)、豚もも薄切り肉300c、A(しょうが汁小さじ1、塩少々)、鶏ガラスープの素小さじ1、しょうゆ・溶きからし各少々、水溶きかたくり粉(かたくり粉・水各小さじ1)

  【作り方】

  @豚肉は、Aの調味料で下味をつける。

  A白菜は、大きめのそぎ切りにし、芯と葉に分ける。

  Bなべに白菜の芯・豚肉・白菜の葉の順番に重ねて入れ、これを6回位くり返す。スープの素を加え、落としぶた・着せぶた(なべのふた)をし、弱火で煮始め、汁気が出てきたら中火で20分位煮る。

  C白菜が好みの柔らかさになったら、しょうゆ少々で味を調える。フライ返し等で取り出して器に盛り付ける。残った煮汁に水溶きかたくり粉を加え、様子を見ながらとろみをつけて上からかける。好みで溶きからしを添える。

  【ポイント】

  @落としぶたをする!火のとおりが早く、仕上がりもきれいです。

  A水分が出るまでは弱火!白菜の水分だけで煮るので、弱火で水分を出します。焦げつきが心配な場合は、呼び水をカップ1/4加えてもOK!

  【栄養ひと口メモ】

  部位により味わいが異なる白菜。外葉と芯に多く含まれるビタミンCは、美肌や風邪予防効果がある水溶性ビタミンです。ビタミンCの出た煮汁も、あんかけなのでムダなく摂取できます。白菜の注目成分はイソシオシアナート。抗酸化作用・抗血栓作用があり、細胞の老化を防ぎ、生活習慣病・動脈硬化の予防効果があります。

  白菜・豚肉は好みの部位で。バラ肉の場合は表示カロリーの2倍強、ロースは3割増しになります。手軽な豚こまをダァーッと並べてもおいしくできます!
  (料理研究家、大迫町在住)


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