2009年 12月 7日 (月)

       

■ 紙、プラ類の包装容器分別拡大で経費縮減 盛岡市が来夏から

     
   
 
新たな分別に関する説明会(1日夜、桜城老人福祉センターで)
 
  盛岡市環境部資源循環推進課は、新たにプラスチック製と紙製の容器包装について来年8月から盛岡、都南両地域で分別収集を開始する。これに伴い地区や学校、不動産業者を対象に説明会を開いている。11月から全戸に配布中の「ごみ分別辞典」や分別内容の分かるビデオを資料に、ごみ減量化へ協力を呼びかけている。収集実施までに延べ1千回の開催を目指している。希望者へ出前説明会の開催、ビデオ貸し出しに応じている。

  新たな分別対象は、従来可燃ごみや不燃ごみとして出していたものでリサイクル・マークの付いたもの、調味料や油で汚れたり、水に濡れていないもの。プラスチック製は菓子袋、みかん用ネット、ペットボトルのラベル・キャップなど。紙製が菓子箱、割りばしの袋、たばこの箱、お酒のパックなど。

  それぞれ分別し、市が提供する回収ボックスへ隔週1回の資源ごみの日に出す。収集費用がかかるため各地区に1カ所設置し、町内会などの単位で管理してもらう。紙製の箱類はたたんだり、つぶしたりしてかさばらないようにする。

  既に市内の北松園、東仙北などモデル地区で計3千世帯を対象に導入されている。同課によると、分別により可燃ごみが減ってカラス被害が減少したとの報告も。集積所のネットいっぱいに、ごみがあふれなくなったためとみられる。

  市は3年間で10%のごみ減量を達成し一般ごみ有料化議論を凍結中。今回の新たな分別収集で、年間40億円を超える清掃費をさらに縮減させる考えだ。

  同課は今年度、町内会の総会などで分別収集の周知へ説明に回ってきた。10月下旬から説明会を本格化。土日、平日夜に開き、所要時間は1回当たり質疑も含め約1時間。これまでの開催数は約200回を数えた。11月は1カ月で107回。最高1日10回の日も。

  1日夜、同市大通3丁目の桜城老人福祉センターで開かれた説明会。西下台町や材木町を含む各町内会員ら約30人が参加した。参加者から対象になるごみや分別方法などの質問が出された。若者らの多いマンションやアパート住民の対策、カラス対策など話は多岐に渡った。

  参加男性は「今でも分別、リサイクルが徹底できないときに新たな分別を導入するならもっとPRが必要だ」、別の男性も「分別辞典は難しければ読まない。市内全体に分かってもらうよう子供に周知すれば親も徹底する」などの提案をしていた。実際に保育園での説明会も実施されている。

  千葉芳幸課長は「せっかくの機会なので地域のごみ問題全般を話してもらい、ごみ減量につながる説明会にしたい」と話している。

  説明会の開催要請、説明ビデオの貸し出しは電話626-3733、小原さんへ。

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