2009年 12月 10日 (木)

       

■ 〈風まかせ〜鉄道さんぽ〉347 佐々木康宏 由利高原鉄道鳥海山ろく線

     
   
     
  由利高原鉄道鳥海山ろく線(羽後本荘〜矢島)はレールファン好みの鉄道だ。乗車してよし、撮影してよし、田園地帯の好ましい風景の中を行くディーゼルカーが画になる鉄道だ。

  子吉は古い木造の駅舎が残っている。元の駅事務室には簡易郵便局が入っている。待合室のベンチも木製で木のぬくもりがある。子吉〜鮎川間には旧鮎川小学校がある。木造校舎の味わい深い貴重な建物だ。

  この付近の杉の木を入れたカーブと、その反対側の鉄橋と築堤が田の中に延びる姿は、単行の気動車がよく似合いそうな風景だ。黒沢はカーブしたホームと駅前の松とイチョウの木がこれまた絵になる所である。

  曲沢は田んぼの中にある駅で、ここからは鳥海山の山容が眺められるポイントなのだが、訪問日はあいにく山は雲に隠れていた。写真は黒沢〜曲沢間の鉄橋を渡る列車。漫画のキャラクターがついている「釣りキチ三平」号だ。作者の矢口高雄は秋田県出身。実写映画のロケも沿線で行われた。
(佐々木康宏)
 

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