2009年 12月 17日 (木)

       

■ 岩手医大、第2次工事に着手 実習、研究棟など整備へ

     
  起工式でくわ入れをする大堀勉理事長  
 
起工式でくわ入れをする大堀勉理事長
 
  岩手医大総合移転整備計画第2次工事の起工式が16日、矢巾町西徳田2地割の同大矢巾キャンパスで行われた。同大学では4月から定員が20人増え110人になったが、今後125人まで拡大する予定。盛岡市内丸のキャンパスでは対応が難しくなることから予定を早めて早期の事業着手となった。第2次工事では講義実習棟、研究棟、管理棟など8施設、延べ床面積約4万平方b、設備を含め120億円の総事業費をかけて整備する。2010年度末に完成する予定。起工式には大学、工事、地元関係者ら約70人が出席、工事の着手を祝った。

  医学部・歯学部の4年生までの講義・実習棟、研究棟を矢巾キャンパスへ移転する。加えて動物実験センターと7テスラ―MRI装置を導入したMRI研究施設を現キャンパスの西側に隣接して整備する。

  管理棟、キャンパスモール棟は鉄骨・鉄筋コンクリート造4階建て、延べ床面積8900平方b。西講義実習棟が鉄筋コンクリート造4階建て、延べ床面積1万1300平方b。1階に講義室、2階から4階には実習室を配置する。西研究棟は同4階建てで延べ床面積1万5300平方b。1階にはラウンジと売店、2階から4階に教員室・研究室、共有研究スペースを配置する。

     
   
     
  敷地の北側に7テスラ―MRI研究施設を整備する。通常の病院のMRIで使う1・5テスラの5倍近い7テスラの高磁場を使って国際的な研究をする。建物は鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積800平方bで他施設に先立って建設が進められている。

  隣接して動物実験センター棟を整備、鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積1700平方b、1階が飼育室、2階に実験室を配置し、さまざまな動物実験に対応可能な総合動物実験施設になる。

  岩手医大の大堀勉理事長は「第2次工事が完了すれば移転計画の約半分を終わる。定員増で工事が早まったことはうれしいが、工事費には国県の補助がなく自前で行わなければならないのが厳しい。今後は臨床施設と附属病院の移転、予定地の市街化調整区域の指定が解除されれば、すぐに取得する。順調に行けば来年12月にも工事着手できる」と話している。

  川村光朗矢巾町長は「矢巾町にとっては大変に期待していた事業。附属病院の予定地の市街化調整区域の指定解除についても順調に行くと考えている」と大きな期待を寄せている。

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