2010年 1月 4日 (月)

       

■ 盛岡ブランド推進項目を見直しへ 市民運動にも力点

 盛岡市は、市が掲げる盛岡ブランド推進計画の推進項目を見直す。06年1月にブランド宣言をしてから間もなく丸4年。街並み景観や特産品認証など4つの主要プロジェクトなどの成果と課題を整理。この間、推進のために「市民協働」を掲げながら、市民運動が盛り上がりに欠けた点を反省。来年2月に市民ワークショップも開く考え。

  推進計画は初年度から08年度までを前期、今年度から2011年度までを中期、12年度以降を後期と設定。中期初年度の09年度、効果が認められなかったものなどについて見直していく。先月15日のブランド推進委員会、同25日のブランド推進戦略会議で協議された。

  それによると、主要プロジェクトのうち先人と文化振興プロジェクトは、盛岡芸妓(げいこ)の育成や映画の街づくりなどを進める。名称を「暮らし文化振興プロジェクト」とし、市内外の芸術家が一定期間町屋に滞在し、地域の暮らしを体験しながら作品を制作、発表する「アーティスト・イン・レジデンス」促進を図る。

  街並み景観プロジェクトは「まちなみ保存活用プロジェクト」に名称変更。町屋や歴史的建造物の文化観光活用、旧岩手川跡地・建物の活用の促進、歩いて楽しむ空間づくりに向けた歴史的街並み道路の改修を挙げる。

  特産品ブランド認証プロジェクトは新規特産品ブランド開発などを図るため「特産品ブランドプロジェクト」に変更。短角牛のブランド化も図る考え。

  特産品や文化を発信する盛岡デーについては継続を求める声がある一方▽会場のニーズが異なる▽特産品の集荷量を一定量確保する必要がある▽関西、西日本は知名度が極端に低い|との声もある。池田克典副市長は戦略会議でアジア、海外展開の可能性に触れた。

  地域資源を掘り起こす取り組み(盛岡学)については、課題として「市民協働による施策が不十分」と指摘が出た。盛岡の価値を再発見する運動の必要性、そのために「もりおか暮らし物語り読本」発行を求める声も挙がっているという。

  市は見直しのため市民対象のワークショップを2月11日に行う予定。市民協働による盛岡ブランド推進の徹底、強化にも結びつけたい考え。同月中に推進委員会を開き、成案化したい考え。


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