2010年 1月 10日 (日)

       

■ めでたいな、字も躍る 書家の矢野さんが創作文字展

     
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  盛岡市の書家、矢野真弓美さんの創作文字展「新春・筆遊び」が31日まで、雫石町長山松森のカフェギャラリー野の花舎で開かれている。さまざまな書体で書かれた作品約50点を展示。この1年を幸せに過ごせるよう「福」「笑」などのめでたい文字をちりばめた作品展となっている。

  矢野さんは賞状の文字などを書く揮ごうの仕事を二十数年している。これまでもチラシのポップなどを頼まれ、さまざまな字体で書いてきた。「創作文字を書くのは昔からの夢で無性に書きたくなりゼロから始めた」と08年4月からは創作文字にも挑戦している。

  会場に入るとすぐに大きな布に書かれた「福壽無量」の文字が出迎える。数え切れないくらい福が来るようにという意味で、黒一色の墨汁ではなく、メタリック墨液を使用して幸福を呼びそうな金色も交じる。

  矢野さんは柔らかく流れるような字体や中国の古代文字、オリジナルの詩の雰囲気に合わせた字体など作品によって文字を書き分ける。文字だけではなく、額や紙などの材料も作品に合わせている。

  福寄文字は吉、楽、良、富、笑など縁起を担いでめでたい福が来るような文字を複数書いた作品。丸く切り抜かれた紙に柔らかい字体で書かれた文字は、赤字の背景と共に新年を祝うおめでたい雰囲気があふれる。

  矢野さんは「いい字を見ていると自分も気持ちがアップする。お正月、新年なのでみなさんにたくさん福が来るように明るい作品を多く展示した。今年1年の夢を託し、明るく過ごすきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。

  午前10時から午後4時まで。観覧無料。火曜日定休。問い合わせは野の花舎(電話692|2151)まで。

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