2010年 1月 15日 (金)

       

■ 河南地区再開発3事業を見直し 盛岡市中心市街地活性化協議会

     
  第7回盛岡市中心市街地活性化協議会  
 
第7回盛岡市中心市街地活性化協議会
 
  第7回盛岡市中心市街地活性化協議会(永野勝美会長)が14日、盛岡市清水町の同会議所で開かれた。同協議会委員ら10人が出席し、同活性化基本計画の進行状況などを踏まえて協議した。完了は2事業。計画後の経済不況や地権者らとの交渉難航などで3事業の計画が見直されている。同協議会では、経済動向や新政権の先行きの予算措置など不透明な点も考慮に入れながら、事業計画推進へ柔軟に対応する方向を示した。

  基本計画は08年4月に認定され、施設整備事業及びソフト事業を合わせ65事業が盛り込まれている。完了した事業は盛岡駅東西自由通路整備事業と大通3丁目地区再開ビル建設事業。

  同通路事業では09年6月13目に盛岡駅東西を結ぶ歩行者空間の供用が開始され自由通路が整備された。市民から公募した「さんさこみち」の愛称が付けられている。

  同ビル建設事業は09年10月1日、オープンしたクロステラス盛岡。盛岡駅と大通商店街を結ぶ地点に建設することにより中心市街地の回遊性と集客力向上を図った。

  事業計画の見直しが行われている事業は、民間が実施主体の3つの施設整備事業。盛岡表参道・暮らしと賑(にぎ)わい再生事業は、肴町4番地区に立体駐車場とマンション1階部分に商業施設・公開広場を建設しにぎわい創出を図るもの。

  中ノ橋通1丁目プロジェクトは、中三盛岡店のリニューアル(デパートと分譲マンションの都市型複合ビル)とともに、商業施設としての魅力向上と居住者の増加を図る事業。

  バスセンター周辺地区整備事業は老朽化したバスセンターの再整備と土地の高度利用で、来街者の増加や肴町かいわいの回遊性の向上を目指すもの。3事業とも既に事業内容の見直しを行っている。

  協議では各委員から「補助金を削減するような動きもある。将来負担にならないような事業の見直しを」「地権者との交渉は相当かかりそうだ。延期も一考」「事業が進まない理由に地域の協力体制がいまひとつな点もある」「市の財源も厳しい。事業の取捨選択は必要だろう」などの意見が出た。

  永野会長は「景気も財政も大変厳しい状況にある。箱ものを作ることから、知恵を出し活性化策を考える必要がある。政府の施策や予算措置による大胆な見直しが必要な事業もあろう。当面は基本計画の推進を図ることを前提としながらも柔軟に対応したい」と話した。

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