2010年 1月 16日 (土)

       

■ そして6本残った 盛岡市歴史文化施設でカツラの木12本も伐採

     
  伐採されたカツラの切り株(写真手前)と保存されるヒマラヤ杉6本のうちの3本(同奥)  
  伐採されたカツラの切り株(写真手前)と保存されるヒマラヤ杉6本のうちの3本(同奥)
 
  盛岡市は15日までに、旧県立図書館跡で整備中の歴史文化施設前庭整備で予定していたカツラの伐採を実施した。同日午後には業者がカツラの枝をチェーンソーで払い落とし、破砕機にかけるごう音が内丸周辺に響いた。これによって昨年11月までに59本中53本伐採されたヒマラヤ杉を含め国道106号交差点から盛岡城跡公園方向が広く見渡せるようになった。伐採されたヒマラヤ杉とカツラの幹の一部は市民に無償提供される。

 カツラは歴文施設の東側に全18本あった。1974年(昭和49年)に盛岡ロータリークラブが植樹した。計画では当初3本のみを残す予定だったが、伐採発覚後6本を残すこととした。市公園みどり課は同クラブへ事前に連絡したという。

  地面から数十aの高さで伐採され、その後重機やチェーンソーを使って枝が払い落とされた。それらが破砕機にかけられていた。交差点付近を通行する市民はごう音を聞いて何事かと足を止め、伐採で残った切り株や作業を眺めていた。

  14日にはアカマツ300本の伐採にも着手。岩手公園地下駐車場の排気筒を覆う役割だったアカマツがなくなったことで、道路側から排気筒があらわになった。作業は18日以降も行われる。

  市歴史文化施設開設準備室によると、伐採されたヒマラヤ杉の一部は昨年11月24日に伐採完了後、県公会堂のツリーや遺伝子研究のために提供した。幹は伐採後、長さ約4bに切断され、同市永井の盛岡南公園球技場に保管。うち22本を希望する市民に無償提供する。残る約80本は市の公園ベンチなどに再生される。

  カツラの幹も4bに切断され、公園みどり課では無償提供を検討する。前庭部分の樹木はランドマーク的に残したヒマラヤ杉6本を除き、ほとんど伐採された。今後、サツキなどに樹種変更される。そのほかエントランス広場の確保や舗装などが今後行われる予定。

  ヒマラヤ杉の幹の提供希望者は31日午前10時から正午の間に盛岡南公園球技場北側の空き地に集合すると、先着順で受け付ける。電話予約は応じない。転売目的や専門業者は提供の対象外。運搬に応じて最低限必要な長さに切断するが、車両への積み込み・運搬は自力で行うのが条件。

  問い合わせは盛岡市教育委員会歴史文化施設開設準備室(電話651|4110、内線7391か7392)へ。

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