2010年 1月 20日 (水)

       

■ 〈紫波町長選〉藤原氏が無競争で4選 民主は候補擁立断念

     
  当選の祝杯を上げる藤原孝氏(左)  
 
当選の祝杯を上げる藤原孝氏(左)
 
  任期満了に伴う紫波町長選挙は19日告示され、現職の藤原孝氏(71)が無競争で4期目の当選を果たした。町内の各種団体、町民各層から厚い信頼を受ける強力な支持基盤に対して、民主党県連は候補を擁立できずに終わった。4期目の藤原町政は、公民連携による日詰西開発を軌道に乗せることが重点課題になる。藤原氏はまちづくりの総仕上げの4年間と位置づける。

  藤原氏は同日、紫波町日詰郡山駅20地内の事務所で神事。七つ道具が届くのを待って出陣式を始めた。支持者ら約200人が集まり、隣接する矢巾町から川村光朗町長が駆け付けて応援演説をした。

  第一声で藤原氏は「日詰商店街は紫波町を担っていくまちづくりの中心、日詰商店街の活性化なくして町の発展はない。公民連携で紫波中央駅前を開発し、日詰商店街と二輪となって発展させていく」と、選車に乗り込み遊説に出発した。「市民参加条例を議会で可決し住民と町が一緒にまちづくりを進めているが、これが、これからのまちづくりの視点になる」と語った。

  町内の東部、中央、西部の各地区を回り午後5時ころ事務所に戻り、ほかに立候補者がないことを確認。同町桜町の盛岡南ショッピングセンター内のナックスホールに移動し午後6時から打ち上げが行われ、支持者から当選祝いの花束が贈られた。

  藤原氏は環境に配慮した施策を展開してきた。3期12年間で食の循環、町産木材の公共施設活用やペレット化、循環型まちづくりを軌道に乗せた。地域の課題を解決する地区創造会議を各地区に立ち上げ、住民自らが地域の課題を解決するため、町がサポートする形で地域力の向上を進めている。

  ソフト面と同時に、手つかずとなってきた紫波中央駅前の町有地の活用方法として民間資金によるPPP(公民連携)の手法による日詰西開発の計画を進めてきた。

  4期目は開発計画を実施段階に進める。老朽化が著しい役場庁舎の新築、町民から強い要望を受けてきた図書館を含めた(仮称)紫波町交流促進センター、民間施設、県サッカー協会のフットボールセンターを誘致し、確実に確保できる年間30万人の新たな交流人口を呼び水として、起業を推進し町全体ににぎわいを図る考え。


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