2010年 1月 23日 (土)

       

■ 4月から「重勝式」発売へ 岩手競馬

 県競馬組合は1日に行われるレース中から指定する5レースの1着を当てる5重勝単勝式勝ち馬投票券(馬券)の発売を10年度開催初日の4月3日から始める。インターネット発売に限られ、国内では9日から北海道のばんえい競馬で初めて導入された。的中がなかった場合に払い戻し対象額を持ち込むキャリーオーバーが可能となるほか、購入時にコンピューターが無作為に買い目を選択する方法のため、組合では新規の競馬ファン獲得への効果も期待している。

  重勝式単勝勝ち馬投票券は複数レースの1着馬を予想する馬券。5重勝と指定5レースの1着馬を当てる。発売単価は100円。宝くじなどでなじみのキャリーオーバーが導入されるため、最高2億円の高額配当のチャンスもあるという。

  県競馬組合は従来のように予想して買い目を決めるセレクト方式ではなく、コンピューターが無作為に選ぶランダム方式を導入。競馬に詳しくなく、初めてという人も購入しやすい環境を作る。この投票券では県競馬組合として初めて、前夜発売を取り入れる。

  今回はソフトバンクグループの勝ち馬投票券のインターネット販売を手がけるオッズ・パークが提供する新サービス「オッズパークロト」を通じた発売。県競馬組合は岐阜県地方競馬組合、兵庫県競馬組合、広島県福山市、佐賀県競馬組合、荒尾競馬組合とともに発売を決めた。

  国内初の導入となった帯広市主催のばんえい競馬では9日の初日から、ばんえい競馬史上最高額の配当を記録し、地元を中心に大きな注目を浴びているという。一気に6地方競馬が参戦することで、重勝式への関心が全国に広がる相乗効果も期待される。

  岩手競馬は1月11日に09年度の通常開催を終了。売り上げは計画比98・1%と、3月下旬に6日間の特別開催があるものの、厳しい状況が続いている。自場発売が97・3%と低調な中、インターネットは計画比101・5%の達成率。全体の203億2500万円のうち、23億3千万円を売り上げている。

  宮一夫副管理者は「コンピューターが無作為に選ぶランダム方式のため、今まで予想が難しいと買わなかった人たちも宝くじのように気軽に楽しめる。高額配当も期待できることから新規のファン獲得を期待している。全国的にインターネット販売が安定、伸びている。全国どこからでも買える中でメニューが増えるので、これまで以上に売り上げが伸びることにつながってくれれば」と、導入効果を期待する。

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