2010年 1月 29日 (金)

       

■ 知られざる馬の歴史 いわて馬事文化史外伝

     
  県内の馬事文化を紹介するパネル展  
 
県内の馬事文化を紹介するパネル展
 
  県内の馬事文化について取り上げた「知られざる馬の歴史〜いわて馬事文化史外伝」パネル展(県南広域振興局主催)が2月7日まで、盛岡市盛岡駅西通のアイーナ3階いわて希望プラザで開かれている。会場では優秀な馬を日本各地に輩出してきた本県の馬事文化を13枚のパネルで紹介する。

  このうちの1枚は大正から昭和にかけての短期間だけ、花巻市内にあった花牧競馬場を取り上げている。岩手の競馬場は水沢、盛岡が知られるが、花巻に競馬場があったことを知る人は少ない。

  1926年に現在の同市南諏訪町に設置された同競馬場は開設当時、総面積66f、走路は幅員25b、長さ1600bで地方競馬の馬券の発売許可条件である1マイル走路(約1・6`)をクリアしていたという。稗貫郡産馬畜産組合が実施主体の同競馬場は37年の春の開催を最後に廃止された。

  明治時代にあった盛岡市の馬検場(競り市場)を写真2枚で紹介したパネルもある。1枚は同市馬町(現清水町)に1904年から12年まであった馬検場の落成式の様子、もう1枚は同市松尾町に現存する馬検場の建物の写真。

  説明書きには約400年の歴史がある南部馬市のことも書かれている。盛岡では1600年代半ばより南部馬市が始まった。南部藩では藩内の農民に種雄馬を貸与して農家が所有する雌馬に交配させ、出産した子馬が雄馬であれば、2歳で競りに出されたという。

  ほかに義経と駆けた名馬「太夫黒」、伊達藩屈指の馬市の里江刺・水沢、水沢競馬場の起源の駒形神社、小岩井農場が生み出した名馬なども紹介している。展示時間は午前8時30分から午後5時30分まで。


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