2010年 2月 5日 (金)

       

■ 盛岡駅西口に多目的広場、盛岡市が計画 地域住民参加で検討進む

     
  盛岡駅西開発の多目的広場用地(写真奥の左右を走るのが太田橋中川線。そのさらに奥左にあるワイズマン、マリオス。雫石川左岸河川敷方面から撮影)  
 
盛岡駅西開発の多目的広場用地(写真奥の左右を走るのが
太田橋中川線。そのさらに奥左にあるワイズマン、マリオス。
雫石川左岸河川敷方面から撮影)
 
  盛岡市は盛岡駅西口開発で予定している多目的広場(面積6千平方b)を2010、11年度に整備する。現在整備計画を策定するため、地域住民ら約20人が参加するワークショップ(WS)が行われている。3月中にまとめ、内容が詳細設計に反映される。完成すればJR盛岡駅の東西をほぼ直線路で結び、地域住民や市民、観光客らが憩う場所となる。

  広場は盛岡駅西口地区土地区画整理事業仮設住宅の跡地。08年8月に全線開通した太田橋と盛南大橋を結ぶ都市計画道路太田橋中川線の南側。同路線をはさんで北側にラウンドワンとワイズマンがある。西でマンション、東で駅西夕照(ゆうしょう)公園、中川町公民館と接する。

  マンション側からラウンドワンとワイズマン、岩手朝日テレビ、マリオスまで「アーバンモール」(人工地盤)が同路線の高架下をくぐって接続している。マリオスから交通広場を経由して盛岡駅の東西自由通路「さんさこみち」に通じ、盛岡駅東口まで、ほぼ直線で結ばれる。起伏があるのも地理的な特徴になっている。

  WSは藤原盛夫会長ら中川町町内会の住民と公募の地区住民、大学生、NPO法人関係者ら約20人が参加。進行役のコーディネーターは〈盛岡〉設計同人の渡辺敏男さんが務める。所管の市都市整備部市街地整備課職員らも同席している。

  1月の第1回WSは整備事例について紹介を受けた。第2回は3班に分かれ、参加者が考える理想の広場、ほしい機能・設備の意見を出し合った。地域だけでなく広域で利用する広場・公園としてとらえている。

  とりまとめでは各班から「いろいろな世代、車いすや杖をついた方も来れる施設」「財産の管理は市で、日常の管理は地域が担うならなるべく管理の負担がないようにしたい」などと発表があった。管理棟、あずまや、シンボルツリー、ベンチなどそれぞれ必要な機能・設備を提案した。

  今後協議を深め、整備案をまとめる。整備計画案についてイメージ図や模型を使い、内容を詰めていく。3月初めまで計5回開催し、合意形成を図る見通し。藤原会長は「総花的なものではなく、やりたいことを絞り込む必要がある。せっかくの機会であり、いいものを造りたい」と話している。

  西口開発は、道路などの基盤整備部分の区画整理事業(施行期間93年度から2014年度、事業費約312億円)、人工地盤や各種センターなどを整備するまちづくり交付金事業(91年度から16年度、約81億円)、コミュニティー住宅整備事業で構成される。総面積は約36f。

  多目的広場は、まちづくり交付金事業。都市公園に位置づけられている。広場からさらに雫石川河川敷の遊歩道に沿って杜の大橋を渡ることができる。これにより駅東口から盛南地区の中央公園まで、歩いて約20分で行くことができる。


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