2010年 2月 5日 (金)

       

■ 〈よしこさんのおいしい岩手〉21 煎り大豆ごはん 丸山淑子

     
   
     
  皆さん、節分の豆まきは煎り大豆?それとも落花生でしたか?さて、その大豆。世界中にいろいろな豆がありますが、日本の気候・風土は、品質の良い大豆が採れる大豆文化圏です。岩手県でもいろいろな品種(納豆・豆腐・みそ用など)の大豆を生産しています。

  地味ですが、しみじみとした味わい深い炊きこみご飯です。炊飯中に大豆とほうじ茶の香ばしい香りが漂います。煎り大豆のもっちりとしたかみごたえも魅力です。

 【材料 4人分】1人分398`i

  米2合、ほうじ茶450_gくらい、塩小さじ1.5、大豆5勺(1/2合)、油揚げ(小)2枚、塩蔵ワカメ10c

  【作り方】

  @米はとぎ、すすぎ、炊飯器の目盛りどおりに水加減をし、1時間水に浸けておく。

  Aほうじ茶は、濃い目に入れて冷ます。大豆は、水洗いをして水気を切り、レンジ(500h・ラップなし)に6分(途中1回混ぜる)かける。油揚げは、熱湯をかけて油抜きをして細切りにする。ワカメは、水洗いをして細かく切る。

  Bボウルにざるを乗せて@の水気を切り、米を炊飯器に戻す。ボウルの水と同量のほうじ茶を炊飯器に注ぐ。塩を加えて混ぜ、大豆・油揚げを乗せて炊く。炊き上がったら、ワカメを加えて5分蒸らし、軽く混ぜて盛り付ける。

  【ポイント】

  @ほうじ茶は冷ます!熱いと米に芯が残ります。

  A米は1時間浸水!塩分は米の吸水を妨げます。吸水出来ず米に芯が残り、余った水分で水っぽくなる場合があるので、米の芯まで吸水させます。

  【栄養ひと口メモ】

  大豆は、たんぱく質(大豆35%・豆類平均20〜25%)・脂質を豊富に含む点がほかの豆と違います。「畑の肉」と言われるゆえんです。コレステロールはなく、食物繊維・カルシウム・ビタミンB群などが豊富です。水に溶かすと泡立つ性質の大豆サポニンは、油脂を溶かすので、脂質代謝の改善に役立ちます。強い抗酸化作用もあり、生活習慣病の予防効果があります。体に良く栄養満点の大豆。大豆加工品は身近な存在ですが、手間と時間がかかるため豆の姿で食卓に登場する回数が減ったのは残念です。ゆでるよりも手軽な煎り大豆で、大豆をご賞味ください!昔から「2月は乾物の月」と言いますから。
  (料理研究家、大迫町在住)



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