2010年 2月 7日 (日)

       

■ 盛岡ブランドを「仕分け」 盛岡市が市民参加で見直し作業

  盛岡市が見直しを進める盛岡ブランド推進計画の内容について、市民参加による見直し作業が6日、同市内で開かれた。市民約20人が参加。主要プロジェクトのほか、今後の課題に挙げている市民運動や協働による事業推進についてワークショップ形式で討議が行われた。市では内容を反映させ、3月末までに作業を完了する予定。盛岡ブランドへの市民意見は随時受け付けるという。

 同日は「街並み景観」「水の恵み」「特産品」「暮らし文化」「宣伝と市民協働」の5分野について、グループ別に作業が行われた。模造紙の縦軸に必要性、横軸に緊急度の線を引き、各分野の計画にある事業項目を「仕分け」していった。新たな項目も提案された。

  「水の恵み」グループでは、豆腐や清酒について「市民が盛岡の水を使った本物を食べているか。地元で消費しなければブランドにも誇りにもならない」と指摘が出た。

  「特産品」グループは地元への各特産品の浸透度、全国での認知度について協議。いずれも低いものをアピールする方法を検討した。その結果「名実ともに盛岡人を育てていくこと。地元の意識を深めることで認知される」と主張。情報発信を工夫する必要性を挙げた。

  「宣伝と市民協働」グループは「計画をつくること、実施することはあくまで手法。市民に何を、メリットとしてもたらすか考えるべき。推進計画は市民のための実施計画へと作り込んでいくべき」と見解をまとめた。「市の考え方が分かり、市民が共通認識を持てるよう情報公開が必要」との意見も出た。

  坂田裕一ブランド推進課長は「気づかなかった意見もたくさん出た。ブランドの試みは単体で成果を出しているが、総体で成果を挙げていくことが必要。3月末までに一気に見直すのではなく引き続き積み重ねてもいい」と述べた。

  参加した寺井良夫邑計画代表は「せっかく今回集まったので、これを形にしたい。見せかけの協働ではなく、今後も市民が責任を持ってかかわっていく仕組みをつくってほしい」と市に申し入れた。


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