2010年 2月 10日 (水)

       

■ 空き家率が14%に上昇 08年の住宅土地統計

 08年住宅・土地統計調査によると、本県の空き家率は14・1%となり、5年前の前回調査より2・6ポイント上昇した。空き家のうち賃貸用と売却用の供給可能な住宅が50%以上を占めている。同調査は住宅と世帯の居住状況などの実態を把握するためのもので、全国で5年に一度、実施されている。本県分について県がまとめた。

  調査は08年10月1日現在で実施。05年国勢調査における1万439調査区のうち2577調査区を対象とし、調査区から約3分の1、約4万4000世帯について調査を実施。08年10月1日現在の市区町村別総人口に合致するよう推定した。

  総住宅は54万9500戸で前回より4・1%増、総世帯は47万2500世帯で同1・5%増。1世帯当たり住宅数は1・16戸と世帯数を上回り、前回より0・03ポイント上昇した。

  居住世帯のある住宅は47万700戸で、総住宅の85・7%。前回より2・3ポイント下降した。居住世帯のない住宅は7万8800戸で、このうち別荘、賃貸用または売却等の住宅等の空き家は7万7300戸で、総住宅数に対する空き家率は14・1%。1958年から一貫して上昇を続けている。

  空き家の状況を見ると、賃貸用の住宅が3万8300戸で49・5%、売却用の住宅が2000戸で2・6%となり、供給可能な住宅が52・1%を占める。別荘などの2次的住宅は3700戸で4・8%。ほかは、転勤や入院等のため長期にわたって不在の住宅や建て替え等のため取り壊すことになっている「その他の住宅」が43・2%となっている。

  住宅の建て方を見ていくと、一番多いのが一戸建ての35万7500戸で、居住世帯のある住宅全体の76・0%を占める。次いで共同住宅の10万500戸の21・4%、長屋建ての1万1900戸の2・5%となっている。前回比で一戸建ては2・7%増となった半面、共同住宅は0・5%減となり、急速に増えてきた共同住宅がやや減少に転じた。

  共同住宅を階数で見ると、1・2階建てが5万8700戸で、共同住宅全体の58・4%。6階建て以上は1万4500戸で14・4%となった。前回に比べ6階建て以上が52・6%増と、大幅に増えた。

  持ち家住宅率は71・9%。前回に比べ1・8ポイント上昇した。トイレの水洗化率は69・7%となり、前回に比べ8・5ポイント上昇した。自動火災感知設備の設置率は41・7%。前回は8・5%だったことから約5倍に設置が広がった。

  持ち家のうち耐震診断が行われた住宅は5・1%。耐震工事をしたのは2・7%となっている。

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