2010年 2月 18日 (木)

       

■ 雫石町が4月から町産農産物を認証 シールや店には表示証

     
  雫石町産農産物に張られる認定シール  
 
雫石町産農産物に張られる認定シール
 
  雫石町は4月から、同町産の農産物に独自にお墨付きを与える町農産物認証等制度を始める。全農の系統出荷以外で産直などに並ぶ農産物にも消費者の安心と信頼を確保するのが目的。町産農産物に区分ごとの認証シール、町産農産物を積極的に取り扱い・提供する宿泊施設や飲食店、小売店に表示証を交付する。

  認証の申請の対象は産直などで販売を行う町内農家が作る米、野菜、花き、菌茸の4区分の農産物。認定表示証は米、豆類、麦類、雫石牛、南部かしわ、町内産の豆腐や納豆などを使用する店舗に2種類使用ごとに星を一つずつ、最大5つ星まで与える。

  認証基準は米、野菜、花きが▽町産の完熟堆肥(たいひ)などの使用▽土壌診断の実施▽栽培履歴の記録。このほか、米は▽玄米審査1等▽低温貯蔵による保管、野菜は▽減化学肥料栽培が条件となる。菌茸は▽町内で植菌して栽培▽おがくずなど樹木由来の培地▽米ぬかなど農産物由来の栄養剤|などが条件。

  認証シールは約3・5aで、同町のマスコットキャラクターのしずくちゃんが各区分の農産物を持っているデザイン。認証された農産物を産直などに並べる際に張られる。認定表示証は、町の木でもある縦約35a、横約50aのスギにレーザー彫刻を施したもので認定を受けた各店舗に掲示される。

  認証・認定にあたっては町、農業改良普及センター、JA、産直組合、商工会などで組織する審査会が毎月15日までに申請があった内容を審査し、翌月に認定する。また必要に応じて現地状況の確認なども行う。

  同町では消費者への安心な農産物の提供やPR、農産物の町内利用の促進、農家所得の向上、循環型農業の促進などの効果に期待する。町産完熟堆肥の使用を基準にすることで、同町のアグリリサイクルセンターで生産された堆肥の利用促進にもつなげたい考えだ。

  申請先は町役場産業振興課(電話692-2111)、町農業指導センター(電話692-0122)。町ホームページからも申請書類をダウンロードできる。


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